治療の副作用と怪我の連鎖を断ち切る
乳がんの治療を終えてホッとしたのも束の間、ホルモン療法の副作用で関節の痛みや発汗、だるさに悩まされている方は少なくありません。さらに、体のバランスが崩れることで転倒や踏み外しといった怪我のリスクも高まります。痛みをかばって生活していると、別の部位にも負担がかかり、気づけば体中が痛いという悪循環に陥ってしまいます。
二子玉川のPHYSIOTHでは、国家資格を持つ理学療法士が、乳がん術後の方々の体の状態を細かく評価し、一人ひとりに合わせた歩き方の改善や動作指導を行っています。医学的な根拠に基づいたアプローチで、痛みの連鎖を断ち切り、日常生活の質を取り戻すお手伝いをしています。
ホルモン療法による体の変化とは
乳がんのホルモン療法、特にタモキシフェンを服用している方の多くが、関節痛や筋肉のこわばり、ホットフラッシュといった副作用を経験します。これは女性ホルモンであるエストロゲンの働きが抑えられることで、関節の潤滑性が低下したり、体温調節機能が乱れたりするためです。
臨床データでは、タモキシフェン服用者の10パーセントから30パーセントに筋肉のつりやすさが見られるとされています。指の関節が痛くなったり、朝起きた時に体が固まっているように感じたりするのは、決して珍しいことではありません。
痛みをかばうことで生まれる新たな問題
お尻や肘を痛めた後、その部位をかばって生活していると、膝や腰、背中といった他の部位に負担がかかります。特に歩行時には、無意識のうちに痛みのある側を避けるような動きになり、体全体のバランスが崩れてしまいます。
このような状態が続くと、本来使うべき筋肉が働かず、別の筋肉が過剰に働くことになります。その結果、太ももの前側が張ってきたり、ふくらはぎがつりやすくなったりと、新たな痛みが生まれる悪循環に陥ります。
専門家による動作分析の重要性
自分では正しく歩いているつもりでも、実際には体の使い方に問題があることがほとんどです。PHYSIOTHでは、歩行動作をミリ単位で分析し、どの関節の動きが制限されているのか、どの筋肉が適切に働いていないのかを見極めます。
15年の病院勤務で延べ5万人以上を診てきた経験から、複数の問題が絡み合っている場合でも、優先順位をつけて最短ルートでアプローチすることができます。痛みの原因を正確に特定することで、無駄な時間をかけずに改善へと導きます。
乳がん術後に多い体の悩みと症状
ホルモン療法に伴う身体症状
ホルモン療法を受けている方から特に多く聞かれるのが、発汗の増加です。ちょっと歩いただけで汗が噴き出してきたり、動きを止めた瞬間にバッと汗が出てきたりします。これは更年期障害に似た症状で、体温調節機能が乱れることで起こります。
息苦しさやだるさを訴える方も少なくありません。階段を上るのが以前より辛く感じたり、少し動いただけで疲れやすくなったりします。これらの症状は、エストロゲンの低下によって自律神経のバランスが崩れることが一因とされています。
関節の痛みや指のこわばりも代表的な症状です。朝起きた時に手が握りにくかったり、ペットボトルの蓋が開けにくくなったりします。特に指の関節は、腱鞘炎やバネ指といった症状が出やすく、日常生活に支障をきたすこともあります。
転倒・踏み外しのリスク増加
体のバランス感覚が変化することで、以前は何でもなかった段差でつまずいたり、タクシーから降りる時に踏み外したりといった事故が増えます。特に暗い場所や慣れない環境では、視覚情報と体の感覚のずれが生じやすくなります。
あるお客様は、ワンボックスタイプのタクシーから降りる際、地面までの距離を見誤って踏み外し、左膝を痛めてしまいました。気をつけているつもりでも、光の加減や急いでいる状況では、こうした事故は誰にでも起こりうるのです。
一度怪我をすると、その部位をかばうことでさらに別の怪我を招きやすくなります。お尻を打った後に肘を痛め、それをかばって歩いているうちに膝や腰まで痛くなるという連鎖が起こります。
歩行時の膝や腰への負担
歩いている時に太ももの前側が痛くなる方は、上半身が後ろに残ったまま足だけが前に出る歩き方になっている可能性があります。この歩き方では、体重がかかる瞬間に膝の前側で体を支えることになり、太ももの前の筋肉に過度な負担がかかります。
本来、歩行時には体重を足の真上に乗せ、お尻や太ももの裏側の筋肉を使って体を前に進めるべきです。しかし、痛みをかばったり、体幹の筋力が低下したりすると、この理想的な動きができなくなります。
階段を上る時も同様で、膝だけで体を持ち上げようとすると、膝関節に大きな負担がかかります。お尻の筋肉を使って骨盤ごと持ち上げる動きができれば、膝への負担は大幅に軽減されます。
T様の事例から学ぶ体の使い方
初回来店時の状態と訴え
T様が来店された時は、暑い日で歩いてこられたこともあり、かなりの汗をかいておられました。ホルモン療法の影響で体温調節がうまくいかず、動いて止まった瞬間に一気に汗が噴き出すという症状に悩まされていました。
さらに、タクシーから降りる際に踏み外して左膝を痛めたばかりで、その前にはお尻と肘も打撲していました。痛みをかばいながら生活しているうちに、背中や腰、膝といった複数の部位に痛みが広がっている状態でした。
特に気になっていたのは、歩いていると太ももの前側が痛くなることと、階段を上る時に膝が重くてビビりながら上っているということでした。自分では気をつけて生活しているつもりなのに、次々と体のあちこちが痛くなることに困惑されていました。
動作分析で見えた問題点
T様の歩き方を詳しく観察すると、足が先に前に出て、上半身が後ろに残る形になっていました。この歩き方では、体重がかかる瞬間に足が体の前方にあるため、太ももの前側の筋肉で体を支えざるを得なくなります。
逆の足を上げる時も、上半身が後ろに残っているため、体が後ろに倒れるのを太ももの前側で止める動きが必要になります。この動作を歩くたびに繰り返すことで、太ももの前側に過度な負担がかかり、痛みが生じていたのです。
階段を上る時も、重心が後ろに残ったまま膝で体を持ち上げようとしていました。本来ならお尻の筋肉を使って体を持ち上げるべきところを、膝だけで頑張っている状態でした。そのため、階段を上るのが非常に辛く感じられていました。
施術とトレーニングの内容
まず、硬くなっている筋肉や関節の動きを改善するために、関節ファシリテーションの手技で体を整えました。特にお尻の横の筋肉や太ももの裏側、背中の筋肉が非常に硬くなっていたため、丁寧にほぐしていきました。
次に、正しい歩き方を体に覚えてもらうため、上半身から前に進んでいくイメージで歩く練習をしました。足の上に常に体の重心があるように意識することで、太ももの前側ではなく、お尻や太ももの裏側を使って歩けるようになります。
階段の上り方についても、骨盤を前傾させてお尻の筋肉を使う練習をしました。膝で上がるのではなく、お尻で上がるというイメージを持つことで、膝への負担を大幅に減らすことができます。最初は難しく感じられていましたが、繰り返し練習することで徐々に感覚をつかんでいかれました。
施術後の変化と今後の課題
施術後、T様は歩く時に太ももの前側への負担が軽減されたことを実感されました。上半身を前に進めることで、自然と足が後ろからついてくる感覚が分かってきたとおっしゃっていました。
階段についても、お尻を使う感覚が少しずつ分かってきて、以前ほど膝が重く感じなくなったとのことでした。ただし、長年の癖がついているため、意識しないとすぐに元の動き方に戻ってしまうという課題もありました。
今後は、日常生活の中で正しい体の使い方を継続的に意識していくことが重要です。特に、立っている時や歩いている時に、足の上に体の重心を乗せることを常に心がけることで、痛みの再発を防ぐことができます。
歩き方が変わると体全体が変わる理由
足の位置と体重のかかり方の関係
歩く時、足が体の真下にあるかどうかで、体にかかる負担は大きく変わります。足が前に出すぎた状態で体重がかかると、膝や太ももの前側で体を支えることになり、これらの部位に過度なストレスがかかります。
理想的な歩き方は、体重がかかる瞬間に足の真上に股関節や体幹が乗っている状態です。この状態では、体重が真下にかかるため、お尻や太ももの裏側といった大きな筋肉で効率よく体を支えることができます。
上半身が後ろに残ったまま足だけが前に出る歩き方は、ブレーキをかけながら歩いているようなものです。常に体を引き戻す力が働くため、太ももの前側が疲れやすく、膝への負担も増大します。
お尻の筋肉を使う重要性
お尻の筋肉は、体の中でも最も大きく力強い筋肉の一つです。この筋肉を適切に使うことで、膝や腰への負担を大幅に軽減できます。歩行時や階段の上り下りで、お尻の筋肉がしっかり働くことが理想的です。
しかし、多くの方は日常生活でお尻の筋肉をうまく使えていません。特に、長時間座っている生活が続くと、お尻の筋肉は弱くなり、代わりに太ももの前側や腰の筋肉が過剰に働くようになります。
お尻の筋肉を使う感覚を取り戻すには、骨盤を前傾させることが重要です。少し前かがみになるような姿勢をとることで、自然とお尻の筋肉が働きやすくなります。階段を上る時も、この姿勢を意識することで、膝ではなくお尻で体を持ち上げることができます。
体幹の安定性と末梢への影響
体幹がしっかり安定していないと、手足の動きにも悪影響が出ます。歩く時に体幹が左右にぶれたり、前後に揺れたりすると、それを補正するために膝や足首、肩や肘といった末梢の関節に余計な負担がかかります。
体幹を安定させるには、腹筋や背筋だけでなく、お尻の筋肉や骨盤底筋といった深層の筋肉も重要です。これらの筋肉が協調して働くことで、体の中心が安定し、手足をスムーズに動かすことができます。
乳がん術後の方は、手術や放射線治療の影響で、体幹の筋肉のバランスが崩れていることがあります。特に、手術した側の肩甲骨周りや胸の筋肉が硬くなり、体幹全体の動きが制限されることがあります。これらを改善することで、歩き方も自然と良くなっていきます。
階段の上り下りで膝を守る方法
上る時の体重移動のコツ
階段を上る時、多くの方は膝を曲げて体を持ち上げようとします。しかし、この動きでは膝関節に大きな負担がかかり、特に変形性膝関節症のある方や、膝に痛みのある方には辛い動作になります。
理想的な上り方は、まず上半身を階段の上の段に向かって前傾させ、足の上に体重をしっかり乗せることです。この状態からお尻の筋肉を使って体を持ち上げることで、膝への負担を最小限にできます。
かかとに体重の6割程度を乗せることも重要です。つま先重心になると、ふくらはぎの筋肉が過剰に働き、膝の前側にも負担がかかります。かかとから体重を乗せることで、お尻や太ももの裏側の筋肉が自然と働きます。
下りる時の衝撃吸収
階段を下りる時は、重力の影響で体重と衝撃が膝にかかりやすくなります。ドスンと下りるのではなく、片足でゆっくりとしゃがむようにして下りることで、衝撃を和らげることができます。
この時も、足の上に股関節や体幹をしっかり乗せておくことが大切です。上半身が後ろに残ったまま下りると、膝だけで体を支えることになり、大きな負担がかかります。
椅子に座る動作も、階段を下りる動作と似ています。膝から曲げるのではなく、股関節から曲げてお尻を後ろに引きながら座ることで、膝への負担を減らせます。日常生活の中で、こうした動作を意識することが、膝を守ることにつながります。
日常でできる練習方法
家の中でできる簡単な練習として、片足立ちでのバランス練習があります。片足で立った時に、足の上に体の重心がしっかり乗っているか確認してください。ふらつく場合は、壁や手すりに軽く手を添えて行いましょう。
バランスボードやクッションの上に乗って練習するのも効果的です。不安定な場所に立つことで、自然と体幹の筋肉が働き、バランス感覚が養われます。最初は両足で、慣れてきたら片足で挑戦してみましょう。
階段の練習は、最初は低い段差から始めるのがおすすめです。家の中の段差や、公園の縁石などを使って、お尻の筋肉を使う感覚を練習しましょう。鏡の前で行うと、自分の姿勢や体の使い方を確認できて効果的です。
転倒・踏み外しを防ぐための工夫
視覚情報と体の感覚のずれ
暗い場所や、光の加減によって影ができている場所では、段差や地面までの距離を正確に判断しにくくなります。特に、車から降りる時や、階段の最初の一段目は、視覚情報と実際の距離にずれが生じやすい場面です。
このような場面では、急がずに一度立ち止まって、足元をしっかり確認することが大切です。慣れない場所や、初めて乗る車では、特に注意が必要です。ワンボックスタイプの車は、通常の車よりも地面までの距離があるため、降りる時には十分な注意が必要です。
また、急いでいる時ほど注意力が散漫になりがちです。時間に余裕を持って行動することで、転倒や踏み外しのリスクを減らすことができます。
体のバランス感覚を高める方法
バランス感覚は、日常的に鍛えることができます。片足立ちで歯を磨いたり、目を閉じて立ったりすることで、自然とバランス感覚が養われます。最初は数秒から始めて、徐々に時間を延ばしていきましょう。
ヨガやピラティスといったエクササイズも、体幹の安定性とバランス感覚を高めるのに効果的です。特に、片足で立つポーズや、体をひねる動作は、日常生活で必要なバランス能力を養うのに役立ちます。
また、裸足で過ごす時間を増やすことも有効です。裸足になると、足の裏からの感覚情報が脳に伝わりやすくなり、バランス感覚が研ぎ澄まされます。家の中では、できるだけ裸足で過ごすようにしてみましょう。
環境を整えることの大切さ
家の中の段差をなくしたり、滑りやすい場所にマットを敷いたりすることで、転倒のリスクを減らせます。特に、浴室や玄関は滑りやすい場所なので、滑り止めマットや手すりを設置することをおすすめします。
照明を明るくすることも重要です。夜間にトイレに行く時など、暗い中を歩くのは危険です。足元を照らすセンサーライトを設置すると、安全性が高まります。
靴選びも転倒予防には欠かせません。かかとが高すぎる靴や、靴底が滑りやすい靴は避けましょう。足にフィットして、靴底に適度なグリップ力のある靴を選ぶことで、安定して歩くことができます。
ホルモン療法中の体調管理
発汗やホットフラッシュへの対処
ホルモン療法中の発汗やホットフラッシュは、多くの方が経験する症状です。突然汗が噴き出してくるため、外出時には着替えやタオルを持ち歩くと安心です。吸湿速乾性の高い素材の服を選ぶのもおすすめです。
体温調節がうまくいかないため、重ね着をして調整できるようにしておくと便利です。暑く感じたら一枚脱ぎ、寒く感じたら一枚羽織るというように、こまめに調整しましょう。
冷たい飲み物を持ち歩いたり、冷却シートを使ったりするのも効果的です。ただし、冷やしすぎると体が冷えて別の不調を招くこともあるので、適度な範囲で行いましょう。
関節痛への日常的なケア
朝起きた時に関節が固まっている感じがする場合は、起きてすぐに軽いストレッチをすると良いでしょう。特に、手の指を開いたり閉じたりする動きや、手首を回す動きを繰り返すことで、関節の動きがスムーズになります。
温めることも効果的です。お風呂にゆっくり浸かったり、ホットパックを使ったりすることで、関節周りの血流が良くなり、痛みが和らぎます。ただし、炎症が強い時は冷やした方が良い場合もあるので、症状に応じて使い分けましょう。
適度な運動も関節痛の予防に役立ちます。ウォーキングや水中運動など、関節に負担の少ない運動を習慣にすることで、関節の柔軟性を保つことができます。
疲労感やだるさとの付き合い方
ホルモン療法中は、疲れやすさやだるさを感じることが多くなります。無理をせず、疲れたら休むことが大切です。完璧を求めず、できる範囲で家事や仕事をこなすようにしましょう。
睡眠の質を高めることも重要です。寝る前にスマートフォンやパソコンの画面を見るのを控えたり、リラックスできる音楽を聴いたりすることで、良質な睡眠が得られやすくなります。
栄養バランスの取れた食事も、体調管理には欠かせません。特に、タンパク質やビタミン、ミネラルをしっかり摂ることで、疲労回復を促すことができます。サプリメントを利用するのも一つの方法ですが、主治医に相談してから使用しましょう。
自宅でできるセルフケア
お尻の筋肉を鍛えるエクササイズ
お尻の筋肉を鍛える基本的なエクササイズとして、ヒップリフトがあります。仰向けに寝て膝を立て、お尻を持ち上げる動作です。この時、腰を反らせるのではなく、お尻の筋肉を使って骨盤を持ち上げることを意識しましょう。
片足でのヒップリフトは、より負荷が高いエクササイズです。片足を伸ばした状態でお尻を持ち上げることで、支えている側のお尻の筋肉に強い刺激が入ります。バランスを取るのが難しい場合は、両手を床につけて行いましょう。
スクワットもお尻の筋肉を鍛えるのに効果的ですが、正しいフォームで行うことが重要です。膝から曲げるのではなく、股関節から曲げてお尻を後ろに引くようにしゃがみます。膝がつま先より前に出ないように注意しましょう。
体幹を安定させるトレーニング
プランクは、体幹を鍛える代表的なエクササイズです。うつ伏せになり、肘とつま先で体を支えて一直線に保ちます。最初は10秒から始めて、徐々に時間を延ばしていきましょう。腰が落ちたり、お尻が上がったりしないように注意します。
サイドプランクは、体の横側の筋肉を鍛えるのに効果的です。横向きに寝て、肘と足の側面で体を支えます。骨盤が落ちないように、体を一直線に保ちましょう。左右両方行うことで、バランスよく鍛えることができます。
バードドッグは、四つん這いの姿勢から対角の手足を伸ばすエクササイズです。右手と左足、左手と右足というように、交互に伸ばします。体がぶれないように、体幹を使って安定させることがポイントです。
ストレッチで柔軟性を保つ
お尻のストレッチは、仰向けに寝て片膝を抱えるようにして行います。膝を胸に近づけることで、お尻の筋肉が伸びます。反対側の足は伸ばしたままでも、膝を立てたままでも構いません。左右それぞれ30秒ずつ行いましょう。
太ももの裏側のストレッチは、座って片足を伸ばし、つま先に向かって上体を倒します。背中を丸めるのではなく、股関節から折り曲げるように意識すると、効果的にストレッチできます。
股関節のストレッチは、あぐらをかくような姿勢で足の裏を合わせ、膝を床に近づけます。背筋を伸ばしたまま、上体を前に倒すことで、股関節の内側がストレッチされます。痛みのない範囲で、ゆっくりと行いましょう。
PHYSIOTHの施術の特徴
国家資格保有の理学療法士による評価
PHYSIOTHでは、国家資格を持つ理学療法士が、医学的な知識に基づいて体の状態を評価します。単に痛い場所を揉むのではなく、なぜその痛みが起きているのか、根本的な原因を探ります。
15年の病院勤務で延べ5万人以上の患者様を診てきた経験から、複雑な症状でも的確に問題点を見極めることができます。乳がん術後の方特有の体の変化も理解しているため、安心して相談できます。
関節の可動域、筋力、筋肉の質的変化、神経系の協調性など、多角的に評価を行います。これにより、一人ひとりに最適なアプローチ方法を提案することができます。
動作分析に基づいたオーダーメイドの指導
歩行動作を中心とした動作分析を実施し、どこに問題があるのかを明確にします。動画を撮影しながら分析することで、ご自身でも問題点を確認でき、改善のイメージを持ちやすくなります。
関節ファシリテーション等の手技で関節の動きを改善した後、アニマルフローを取り入れた動作トレーニングで、脳から体の使い方を再構築します。単に筋力を鍛えるだけでなく、正しい動き方を体に覚えさせることを重視しています。
自主トレーニングも動画撮影しながら指導するため、自宅でも正確に復習できます。次回来店時には、自主トレの様子を確認し、必要に応じて修正を加えます。
継続的なサポート体制
一度の施術で全てが解決するわけではありません。体の使い方を変えるには、継続的な取り組みが必要です。PHYSIOTHでは、お客様の状態に応じて、適切な頻度での来店をご提案しています。
毎回、前回からの変化や新たな問題点を確認し、その時の状態に合わせた施術とトレーニングを行います。長期的な視点で、根本的な改善を目指します。
日常生活での困りごとや疑問点も、気軽に相談できる雰囲気づくりを心がけています。お客様と二人三脚で、より良い体の状態を作り上げていきます。
長期的な視点で体を整える
痛みの連鎖を断ち切るために
一つの部位の痛みをかばうことで、別の部位に痛みが生じるという連鎖を断ち切るには、根本的な体の使い方を変える必要があります。その場しのぎの対処療法ではなく、なぜ痛みが起きているのかを理解することが大切です。
痛みの原因となっている動作パターンを特定し、それを修正するためのトレーニングを継続することで、徐々に体は変わっていきます。最初は意識しないとできなかった動きも、繰り返すことで無意識にできるようになります。
また、一度改善しても、元の動き方に戻ってしまうことがあります。定期的に専門家のチェックを受けることで、悪い癖が戻る前に修正でき、良い状態を維持しやすくなります。
生活習慣の見直し
体の状態を良くするには、施術やトレーニングだけでなく、日常生活の見直しも重要です。長時間同じ姿勢でいることが多い場合は、こまめに体を動かす習慣をつけましょう。
睡眠環境を整えることも大切です。寝具が体に合っていないと、寝ている間に体に負担がかかり、朝起きた時に痛みを感じることがあります。枕の高さやマットレスの硬さを見直してみましょう。
栄養面でも、筋肉や骨を健康に保つために必要な栄養素を意識して摂取することが大切です。特に、タンパク質、カルシウム、ビタミンDは、体の回復と維持に欠かせません。
前向きな気持ちで取り組む
体の改善には時間がかかることもあります。すぐに結果が出なくても、諦めずに継続することが大切です。小さな変化に気づき、それを喜ぶことで、モチベーションを保つことができます。
同じような悩みを持つ方と交流することも、前向きな気持ちを保つのに役立ちます。一人で抱え込まず、周囲のサポートを受けながら取り組むことで、乗り越えやすくなります。
専門家と信頼関係を築き、二人三脚で改善に取り組むことも重要です。分からないことや不安なことは遠慮なく相談し、納得しながら進めていきましょう。
よくある質問
ホルモン療法中でも運動して大丈夫ですか
ホルモン療法中でも、適度な運動は推奨されています。むしろ、運動をすることで副作用の軽減や、体力の維持につながります。ただし、体調に合わせて無理のない範囲で行うことが大切です。激しい運動よりも、ウォーキングや軽いストレッチなど、継続しやすい運動から始めましょう。不安な場合は、主治医に相談してから始めることをおすすめします。
どのくらいの頻度で通えば効果がありますか
お客様の状態によって異なりますが、最初は週に1回程度の頻度で通われる方が多いです。体の使い方が身についてきたら、2週間に1回、月に1回と間隔を空けていきます。最終的には、ご自身で体のケアができるようになることを目指します。定期的なメンテナンスとして、月に1回程度通われる方もいらっしゃいます。
施術は痛くないですか
関節の動きを改善する手技では、硬くなっている部分に多少の痛みを感じることがあります。ただし、我慢できないほどの痛みではなく、痛気持ちいいと感じる程度です。痛みの感じ方には個人差がありますので、痛い場合は遠慮なくお伝えください。強さを調整しながら行います。
自宅でのトレーニングは必要ですか
施術だけでなく、自宅でのトレーニングを併用することで、より早く効果を実感できます。週に1回の施術だけでは、体の使い方を変えるには不十分です。毎日少しずつでも、教わったトレーニングを続けることで、体は確実に変わっていきます。動画で確認できるので、正しいやり方で行うことができます。
他の整体やマッサージとの違いは何ですか
PHYSIOTHでは、国家資格を持つ理学療法士が、医学的な知識に基づいて評価と施術を行います。単に痛い場所を揉むのではなく、なぜその痛みが起きているのか、根本的な原因にアプローチします。また、動作分析を行い、日常生活での体の使い方を改善することを重視しています。一時的な気持ち良さではなく、長期的な改善を目指す点が大きな違いです。
乳がん術後特有の悩みにも対応できますか
はい、対応可能です。乳がん術後の方特有の体の変化や、ホルモン療法の副作用についても理解しています。リンパ浮腫のリスクがある方への配慮や、手術した側の肩の動きの改善など、個別の状況に合わせた対応を行います。不安なことがあれば、遠慮なくご相談ください。
予約は取りやすいですか
完全予約制のため、事前にご予約いただく必要があります。お客様一人ひとりに十分な時間を確保するため、1日に対応できる人数には限りがあります。ご希望の日時がある場合は、お早めにご連絡いただくことをおすすめします。
まとめ
乳がん術後のホルモン療法による副作用や、怪我による痛みの連鎖に悩んでいる方は少なくありません。痛みをかばって生活することで、体のバランスが崩れ、さらに別の部位に痛みが生じるという悪循環に陥りがちです。
この悪循環を断ち切るには、根本的な体の使い方を変える必要があります。特に、歩き方や階段の上り下りといった日常動作で、お尻の筋肉を適切に使えるようになることが重要です。上半身を足の上にしっかり乗せ、体重を真下にかける動きを身につけることで、膝や腰への負担を大幅に軽減できます。
PHYSIOTHでは、国家資格を持つ理学療法士が、医学的な知識に基づいて一人ひとりの体の状態を評価し、オーダーメイドの施術とトレーニングを提供しています。動作分析を通じて問題点を明確にし、正しい体の使い方を丁寧に指導します。
自宅でできるセルフケアやトレーニングも、動画で確認しながら継続することで、着実に体は変わっていきます。一度身についた正しい動き方は、日常生活のあらゆる場面で役立ち、痛みの再発を防ぐことにつながります。
痛みと上手に付き合いながら、より快適な日常生活を取り戻すために、専門家のサポートを受けてみませんか。一人で悩まず、まずは気軽にご相談ください。
ご予約・お問い合わせ
PHYSIOTHは、東京都世田谷区玉川4-3-15 サントピア二子玉川第2 101にございます。二子玉川駅からも、用賀駅からもアクセスしやすい立地です。
体の痛みや動きづらさでお悩みの方、乳がん術後のリハビリをお探しの方は、ぜひ一度ご相談ください。お一人おひとりの状態に合わせた、丁寧なカウンセリングと施術をご提供いたします。ご予約やご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。