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二子玉川の理学療法士が教える 転倒が怖くて動けない方の歩き方改善ストーリー

はじめに 痛みは良くなったのに動くのが怖いあなたへ

整形外科でのリハビリを卒業し、痛みも随分良くなってきた。でも、なぜか歩いている時にフラフラする感覚が残っている。片足で立つとグラグラして、階段の上り下りも怖い。自転車に乗るのも不安で、参加したい運動教室があっても「転んだらどうしよう」という恐怖から一歩が踏み出せない。

こんな悩みを抱えている方は、実は少なくありません。痛みという明確な症状が改善しても、バランス能力や筋力、体の使い方といった根本的な部分が回復していないと、日常生活での不安は消えないのです。

今回の記事では、二子玉川にあるPHYSIOTHで実際に施術を受けられたM様の事例をもとに、転倒への恐怖を乗り越え、安心して動ける体を取り戻すまでのプロセスを詳しくご紹介します。理学療法士の国家資格を持ち、15年以上の臨床経験で延べ5万人以上を診てきた専門家による、医学的根拠に基づいたアプローチをお伝えします。

この記事を読むことで、なぜ痛みが取れてもバランスが不安定なのか、どうすれば安全に体を動かせるようになるのか、そして専門家によるリハビリと自主トレーニングをどう組み合わせれば効果的なのかが分かります。

本日の相談内容 めまいは治ったのに歩くのが不安なM様

M様は60代の女性で、以前から腰痛や膝の痛みに悩まされていました。人工関節の手術は受けていないものの、長年の股関節と膝の不調により、整形外科でのリハビリを続けてこられました。最近では頭のクラクラやめまいの症状もあり、専門医の診察を受けた結果、幸いにも深刻な問題は見つからず「もう来なくていい」と卒業を告げられたそうです。

しかしM様ご本人は、まだ不安を感じていました。「寝て起きた時のクラクラはなくなったけれど、普通に歩いていて目がちょっとおかしいような気がする」「めまいという感じではないけれど、まっすぐ歩くには自分で気になる」と話されます。そのため自転車には乗らず、バレトンという運動プログラムにも参加できずにいました。

片足立ちをするとフラフラしてしまい、特に左側に体が流れてしまう感覚があるとのこと。階段では右足は問題なく踏み出せるのに、左足で踏ん張ろうとすると怖さを感じるそうです。M様は「頭の影響がなくなったらバランス運動ができそうだと思っている」と希望を持ちながらも、「転んじゃうのが一番嫌い。それはしたくない。二度としたくない」と強い恐怖心も抱えていました。

こうした状況の中、整形外科のリハビリは卒業したものの、まだ自分の体に自信が持てず、やりたいことを諦めている状態でPHYSIOTHを訪れたのです。

M様が感じていた具体的な不安

M様が特に気にされていたのは、日常生活の中での微妙なバランスの崩れでした。痛みという分かりやすいサインは減ったものの、体の使い方やバランス能力という目に見えにくい部分での不安が残っていたのです。

歩いている時に「ちょっとボケる」ような感覚があり、それが視力の問題なのか、バランスの問題なのか、頭の問題なのか判断がつかない。白内障の手術もしており、遠近両用の良いレンズを入れたはずなのに、なぜかまっすぐ歩けている感覚がない。こうした曖昧な不調は、周囲に理解されにくく、ご本人も説明しづらいものです。

また、膝には人工関節は入っていないものの、長年の使用で関節周囲に硬さがあり、「ゴワゴワ感」を感じていました。「これはもうしょうがない」と諦めかけながらも、ベルビックという運動で初めて足をつかめるようになったり、少しずつ改善の兆しを感じていたため、「まだまだ全然やっていけば柔らかくなる」という希望も持っていました。

なぜPHYSIOTHを選んだのか

M様は整形外科でのリハビリを卒業した後、どこで体のケアを続ければ良いのか悩んでいました。一般的な整体やマッサージでは、痛みへの対処はできても、バランス能力や歩行動作の改善といった専門的なアプローチは難しいと感じていたそうです。

PHYSIOTHは国家資格を持つ理学療法士が運営しており、病院勤務15年で延べ5万人以上を診てきた臨床経験があります。M様は「筋力測定ができる」「バランスパッドを使った練習がある」「お尻の筋トレを個別に指導してもらえる」といった、医学的根拠に基づいた専門的なアプローチに魅力を感じ、通院を決めたとのことでした。

また、M様のように複数の問題が絡み合っている場合、腰・膝・股関節の硬さ、筋力低下、バランス能力、三半規管の影響など、全体像を統合的に診てもらえる場所が必要でした。PHYSIOTHでは「頭のフラフラとお尻の硬さの関連」など、体全体のつながりを説明しながら対応してくれるため、M様は納得して施術を受けられると感じたそうです。

M様が抱えていた課題 転倒への恐怖と活動制限

M様の最大の課題は、痛みという明確な症状が改善した後も残る、バランス不安定による転倒への恐怖でした。過去に転倒した経験があり、その時の恐怖が心に深く刻まれていたため、「二度と転びたくない」という強い思いが行動を制限していたのです。

日常生活での具体的な制限

M様は自転車に乗ることを完全にやめていました。以前は自転車での移動が日常的だったそうですが、バランスを崩して転倒するリスクを考えると、怖くて乗れなくなってしまったのです。また、バレトンという運動プログラムにも参加したいと思っていましたが、片足立ちの動作が含まれるため「周りの人にぶつかると思う」と参加を諦めていました。

階段の上り下りでも、右足は問題なく踏み出せるのに、左足で踏ん張ろうとすると怖さを感じていました。これは左右の股関節や膝の動きに差があり、左側の筋力やバランス能力が不足していることが原因でした。M様自身も「右は怖くないけど、左はちょっと怖い感じがする。グラツキがある」と自覚されていました。

こうした制限は、単なる身体的な問題だけでなく、心理的な不安も大きく影響していました。転倒への恐怖が先行してしまい、「やってみよう」という気持ちよりも「転んだらどうしよう」という不安が勝ってしまうのです。

左右差と筋力のアンバランス

PHYSIOTHでの評価により、M様の体には明確な左右差があることが分かりました。股関節の動きを比べると、「右と左の股関節は全然違う。左がぎこちない」という状態でした。膝を曲げる動作でも、右は100度以上曲がるのに対し、左は硬さがあって勝手に止まってしまう感じがありました。

特に問題だったのは、お尻の筋肉の硬さと筋力不足でした。お尻の筋肉は片足立ちや歩行時に一番使うべき筋肉ですが、M様の場合は硬くなっており、力も入りにくくなっていました。筋力測定を行った結果、右足が21.6キロ、左足が20.6キロと、数値的には大きな差ではないものの、左側がやや弱いことが確認されました。

体重51キロに対して筋力が約20キロということは、体重1キロあたり約0.4キロの力が出ている計算になります。これは40%という数値で、極端に悪いわけではありませんが、一般的には少し弱い状態です。理想的には50%、さらに運動を続ければ60%を目指したいところでした。

複合的な問題の絡み合い

M様の場合、単一の問題ではなく、複数の要因が絡み合っていました。腰の硬さがあり、それが神経を圧迫してお尻やももの方に痛みやしびれを引き起こすことがありました。膝の硬さは股関節の動きを制限し、股関節の硬さは腰への負担を増やしていました。

また、頭のクラクラやめまいの症状があった時期には、三半規管にもダメージがあった可能性があります。三半規管がうまく働いていないとバランスも取れなくなってしまうため、頭の問題と体のバランスの問題が相互に影響していたのです。

こうした複合的な問題に対しては、一つ一つの部位を個別に治療するだけでなく、全体のつながりを見ながら優先順位をつけてアプローチすることが重要です。M様のケースでは、まず硬くなっている関節や筋肉をほぐし、次に筋力を強化し、最後にバランス能力を高めるという段階的なプログラムが組まれました。

来店のきっかけ 整形外科卒業後の不安と希望

M様が整形外科を卒業したのは、医師から見れば十分に回復したと判断されたからでした。しかしM様ご本人にとっては、まだ「本当に動ける体」になったとは感じられませんでした。痛みは減ったけれど、安心して動けるわけではない。この「良くなったけれど不安が残る」という状態が、PHYSIOTHを訪れるきっかけとなりました。

病院リハビリとの違いを求めて

整形外科でのリハビリは、主に痛みの軽減や基本的な可動域の回復を目指すものでした。M様も真面目に通院し、指導された運動を続けた結果、腰の痛みは「その時によるけど大丈夫」というレベルまで改善し、膝のゴワゴワ感も以前より減ってきていました。

しかし病院のリハビリは、多くの患者さんを診る必要があるため、一人一人に割ける時間には限りがあります。また、痛みが一定レベルまで改善すれば「卒業」となるため、その先の「やりたいことを安全にできる体づくり」までは、なかなかサポートしてもらえないのが現状です。

M様は「バレトンに出たい」「自転車に乗りたい」という具体的な目標がありました。そのためには、単に痛みがないだけでなく、片足立ちができる、階段を安心して上り下りできる、バランスを崩しても立て直せる、といった能力が必要です。こうした「活動レベルでの回復」を求めて、M様はPHYSIOTHを選んだのです。

自主トレだけでは限界を感じていた

M様はご自宅でも運動を続けていました。アクアビクスにも週に何度か通い、1時間しっかり体を動かしていました。また、整形外科で教わった運動も継続していたそうです。

しかし自主トレーニングには限界がありました。「何をどうすればいいか分からない」という不安があり、特にバランス能力を高めるための具体的な方法が分からなかったのです。また、自分一人では「これで合っているのか」「効果が出ているのか」という確信が持てず、不安を感じていました。

PHYSIOTHでは、客観的な評価として筋力測定やバランステストを行い、数値で現状を把握できます。また、動画撮影をしながら自主トレーニングの指導を受けられるため、自宅でも正確に復習できます。こうした「見える化」と「個別対応」が、M様にとって大きな魅力でした。

専門家の説明に納得できた

M様がPHYSIOTHを信頼した理由の一つは、施術者の説明が非常に丁寧で、体のつながりを分かりやすく教えてくれたことでした。例えば「頭のフラフラとお尻の硬さの関連」について、お尻の筋肉が硬いと片足立ちでフラフラしやすくなり、それが頭のバランス感覚にも影響するという説明を受け、M様自身も「私もそれを思っています」と納得されました。

また、膝のゴワゴワ感についても「完全になくなるかは分からないけれど、もうちょっと減ってくるとは思います。そのためにはやっぱり柔軟性、周りの柔らかさもそうだし、可動域が一番です」と、現実的な見通しと具体的な方法を示してもらえたことで、安心して取り組めると感じたそうです。

専門家が体全体を診て、優先順位をつけてアプローチしてくれることで、M様は「自分一人では何をどうすればいいか分からない」という不安から解放され、「専門家に見てもらいながら段階的に体を作っていきたい」という前向きな気持ちになれたのです。

カウンセリングの様子 体の状態を丁寧にチェック

M様がPHYSIOTHを訪れた日、まずは詳しいカウンセリングから始まりました。施術者はM様の話を丁寧に聞き、現在の体の状態や日常生活での困りごと、そして「やりたいこと」を確認しました。

最初の動作チェックで分かったこと

カウンセリングの後、M様には実際に歩いてもらい、動きをチェックしました。歩行動作を観察すると、股関節の伸びが少なく、若干お尻が引ける感じになっていることが分かりました。これは股関節の前側やももの前の筋肉が硬くなっているためで、歩く時に本来必要な股関節の伸展動作が制限されていたのです。

次に片足立ちをしてもらうと、膝が突っ張りすぎてしまう傾向がありました。膝を伸ばしすぎて固定すると、止まっている時は安定しますが、少しでも揺れると修正がきかなくなってしまいます。理想的には膝を少し緩めておき、体全体でバランスを取る方が、揺れに対応しやすいのです。

また、左右でのバランスの取りやすさに明確な差がありました。右足で立つ時は比較的安定していますが、左足で立つと体が左側に流れてしまい、グラグラしてしまいます。M様自身も「左に行くの、こっちに来ないの。左にやっちゃうから、中に行かなきゃいけない」と自覚されていました。

関節の硬さと可動域の確認

仰向けになってもらい、股関節や膝の可動域をチェックしました。膝を曲げてもらうと、右は100度ちょっとまで曲がりますが、左は途中で勝手に止まってしまう感じがありました。これは膝関節周囲の硬さが原因で、長年の使用による筋肉や靭帯の硬化が影響していました。

腰をひねる動きもチェックしました。両膝を立てて、足を閉じたまま左右に倒してもらうと、理想は両肩をつけたままペタッとひねれるのですが、M様の場合は肩が浮いてしまいます。特に左側にひねる時の硬さが強く、腰の硬さの影響が見られました。

うつ伏せになってもらい、膝を曲げる動作もチェックしました。ももの前の筋肉が硬いと、この動作がやりにくくなります。M様の場合、ももの前からお尻にかけての筋肉に硬さがあり、股関節の動きを制限していることが分かりました。

お尻の筋肉の硬さと筋力不足

特に問題だったのは、お尻の筋肉の状態でした。触診すると、お尻の筋肉がかなり硬くなっており、筋肉の奥に腰からの神経が通っているため、この硬さが神経を圧迫してお尻やももの方に痛みやしびれを引き起こしている可能性がありました。

お尻の筋肉は、片足立ちや歩行時に最も使うべき筋肉です。しかし硬くなっていると力も入りにくくなり、結果として片足立ちでフラフラしたり、歩行時のバランスが不安定になったりします。M様の場合、この「お尻の筋肉の硬さと筋力不足」が、バランス不安定の大きな原因の一つでした。

施術者は「ここが硬いんですよ。お尻の筋肉なんですけど、ここの筋肉は片足立ちとか歩く時に一番使うところなんです。ここが硬くなっているのがあるんで、硬いと力も入りにくくなっちゃうし、使いにくくなっちゃうんで、その影響で片足立ちフラフラしちゃうとかっていうのはあるかなと思うんですよね」と説明しました。

三半規管への影響も考慮

M様は以前、頭のクラクラやめまいの症状があり、専門医の診察を受けていました。幸い深刻な問題は見つからず卒業となりましたが、施術者は「頭の影響は多少あると思うんですよね。それを減らすためにはこういう練習が大事で、三半規管のところとかも、ちょっとダメージはあると思うんで、三半規管がうまく働いていないとバランスも取れなくなっちゃうので、こうやって使っていくのが大事なんですよね」と説明しました。

バランス能力は、筋力や関節の柔軟性だけでなく、三半規管などの感覚器官も重要な役割を果たします。M様の場合、体の問題と頭の問題が相互に影響していたため、両方にアプローチする必要があったのです。

施術内容の選定理由と流れ 段階的なアプローチ

M様の体の状態を詳しく評価した結果、PHYSIOTHでは以下のような段階的なアプローチを提案しました。まず硬くなっている筋肉や関節をほぐし、次に筋力を強化し、最後にバランス能力を高めるという流れです。

ステップ1 コンディショニングで体を整える

最初のステップは、硬くなっている部位をほぐし、関節の動きを改善することでした。関節ファシリテーションという手技を用いて、関節本来の動きを引き出していきます。

首、肩、背中、腰、股関節、膝と、全身の硬さをチェックしながらほぐしていきました。特に左側の背骨の動きが硬く、腰からのつながりで神経が圧迫されやすい状態だったため、丁寧にアプローチしました。

M様は「肩が痛い」という訴えもありました。特に右肩の方が痛みが強く、以前に転倒しそうになった時に変に力が入ってしまい、それ以来痛みが続いているとのことでした。施術者は「もともとちょっと痛かったのもあるんでしょうけど、変に力入っちゃったりとか、絶対負担かかるので、もともと硬さがあったりとかちょっと悪かったりすると、余計にひどくなるのはありますよね」と説明しながら、肩周りもほぐしていきました。

ステップ2 筋力トレーニングで土台を作る

関節や筋肉がほぐれたら、次は筋力を強化するステップです。特にお尻の筋肉を重点的に鍛えました。

まずうつ伏せになり、膝を床につけたまま、片足ずつ持ち上げる運動を行いました。これはお尻の筋肉で足を上げる動作で、お尻の筋トレとして非常に効果的です。「メインはお尻で上げる。このお尻が歩く時も、立ち座りとか階段とかも一番使いたいところなので」と説明を受けながら、左右各10回ずつ行いました。

次に、ゴムバンドを足首に巻き、横に開く運動を行いました。これもお尻の横の筋肉を鍛える運動で、片足立ちの時に体が横に流れないようにするために重要です。M様は真剣に取り組み、「この辺痛くなってくる」と筋肉が働いている感覚を実感されていました。

ステップ3 膝を伸ばす筋力も強化

お尻の筋肉だけでなく、膝を伸ばす筋肉(大腿四頭筋)も重要です。仰向けになり、ゴムバンドを使って膝を伸ばす運動を行いました。「膝を伸ばすための運動と、膝を伸ばすための運動の裏のストレッチもあります。また、ももの筋と、足全体の使い方です」と説明を受けました。

さらに、専用の機械を使って膝を伸ばす筋力を測定しました。ベッドに深く座り、足首にパッドを当てて、膝を伸ばすように力を入れます。5秒間全力で押し続け、それを2回行いました。

測定結果は、右足が21.6キロ、左足が20.6キロでした。数値的には大きな差ではありませんが、左側がやや弱いことが確認されました。施術者は「体重51キロに対して、体重1キロあたり0.4キロの力が出ているので、40%という感じになります。それだとそんなにすごい悪いというわけではないんですけど、一般的に見るとちょっと弱いのは弱いんですよ。特に左がね。まずは40%欲しくて、そこはクリアできているのでいいんですけど、いろいろ運動するとかで、なると、5割、6割は欲しいなっていうのは」と説明しました。

ステップ4 バランストレーニングで実践力をつける

筋力がついてきたら、いよいよバランストレーニングです。M様の最終目標は「バレトンに参加できるようになること」「自転車に乗れるようになること」なので、実際の動きの中でバランスを取る練習が必要です。

まずバランスパッドという柔らかいクッションの上に乗ってもらいました。下が柔らかいので、乗っているだけでもフラフラしやすくなります。軽く手すりにつかまりながら、この上で片足立ちの練習をしました。

施術者は「膝から下は力を抜いておくという感じですね。足の裏の上に腰回りとか体幹回りを乗っけて、ちゃんと上に積み重なる感じで乗っかっていればバランスは取りやすいはずなので」とアドバイスしました。M様は「膝の力を抜くのは難しい」と苦戦しながらも、少しずつコツをつかんでいきました。

次に、片足立ちのままで逆の足を前後に振る練習をしました。「軸足と体幹でバランスをとっておいて、立っている方はバランスとっておいて、右足は楽に触れるように。こういう使い分けが大事なんですよね。歩くのも結局これの連続なので」と説明を受けました。

M様は「頭がフラフラになくなったらできそうだけどな」と不安を口にしましたが、施術者は「頭の影響は多少あると思うんですよね。それを減らすためにはこういう練習が大事で、三半規管のところとかもちょっとダメージはあると思うんで、三半規管がうまく働いていないとバランスも取れなくなっちゃうので、こうやって使っていくのが大事なんですよね。筋トレと一緒で」と励ましました。

ステップ5 より実践的な動作トレーニング

最後に、階段を上る動作に近い、より実践的なトレーニングを行いました。バランスパッドの上で片足立ちになり、その状態から踏ん張って乗っかる動作を繰り返します。これは階段を上る時と同じ動きで、グッと踏ん張る力とバランスを同時に鍛えられます。

M様は「右の方がスッと踏めますよね」と左右差を実感しながらも、真剣に取り組みました。施術者は「これは股関節とか、膝だけじゃなくて他の影響もあるので、全体的に使いにくくなっている。左右の差が減って、両方ともより良くなってくると、歩きとか階段とか他の動きもよりやりやすくなっていきます」と説明しました。

トレーニング後、もう一度歩いてもらうと、M様は「足も軽いし」と変化を実感されました。施術者は「部分部分がちゃんとコンディションが整うというか、使いやすい状態になって、それを全部合わせた時には、全身の動きができるようになると、動きやすくなるんですよね」と説明しました。

施術中の会話 恐怖心に寄り添いながら

施術中、M様と施術者の間には温かい会話が交わされました。施術者はM様の恐怖心や不安に寄り添いながら、無理のない範囲で少しずつチャレンジしてもらうよう工夫していました。

「できそう」を積み重ねる声かけ

バランスパッドの上で片足立ちをする時、M様は最初「怖い」と感じていました。しかし施術者は「軽くつかまっていいですよ」「できそうなら手放すけど、軽く持ってていいです」と、無理に手を離させることはしませんでした。

少しずつバランスが取れるようになってくると、「そのくらい軽くできると」「そうそうそうそう」と、小さな成功を一緒に喜びました。M様も「このコースは難しいよ」と言いながらも、「こっちだとできる」と自分なりのコツをつかんでいきました。

施術者は「あまりにも大変でクラクラしちゃうというのだとあれですけど、ちょっとずつこういうのをやっていけると、頭の回復にもいいと思うので」と、無理のない範囲でチャレンジすることの大切さを伝えました。

体の変化を一緒に確認

施術の途中で、M様は「この前ね、ベルビックっていう運動があるんですけど、それの時私足ってつかめなかったのね。それ初めてつかめたの。どうしたの今日はつかめるねって。少しずつ良くなってるじゃんとか先生も言ってくれて、頑張ってるからだねって言われる」と嬉しそうに話しました。

施術者は「そこでの繰り返しで、まだまだ全然やっていけば柔らかくなるんで、少しずつね。90度まではいかないんだから、角度的にはもう120ぐらいいけると、だいぶ」と、さらなる改善の可能性を示しました。

また、トレーニング後に歩いてもらった時、「足も軽い」という変化を実感したM様に対し、施術者は「やるとちょっと強制的に使うから、使い方がわかりやすくなる、歩きやすくなると思うんですよね」と、即時的な変化の理由を説明しました。

長期的な見通しを共有

M様は「膝のゴワゴワ感」について「これはもうしょうがないなと思って」と諦めかけていましたが、施術者は「完全になくなるかはあれだけど、もうちょっと減ってくるとは思います。そのためやっぱ柔軟性、周りの柔らかさもそうだし、可動域が一番です」と、改善の可能性を示しました。

また、筋力測定の結果について「今40%だとそんなにすごい悪いというわけではないんですけど、一般的に見るとちょっと弱いのは弱いんですよ。まずは40%欲しくて、そこはクリアできているのでいいんですけど、いろいろ運動するとかで、なると、5割、6割は欲しいなっていうのは」と、具体的な目標を共有しました。

こうした長期的な見通しを共有することで、M様は「これから少しずつ」という希望を持つことができました。

施術後の変化 歩きやすさと軽さを実感

施術とトレーニングを終えた後、M様にもう一度歩いてもらいました。すると「足も軽いし」と、明らかな変化を実感されました。施術前と比べて、歩く時の安定感が増し、足が前に出やすくなっていたのです。

即時的な変化の理由

施術者は「部分部分がちゃんとコンディションが整うというか、使いやすい状態になって、それを全部合わせた時には、全身の動きができるようになると、動きやすくなるんですよね」と説明しました。

硬くなっていた関節や筋肉がほぐれることで、可動域が広がります。筋力トレーニングで正しい筋肉の使い方を体が思い出し、バランストレーニングで体全体の協調性が高まります。これらが組み合わさることで、歩行動作全体がスムーズになるのです。

M様の場合、特にお尻の筋肉をほぐし、鍛えたことが大きな効果をもたらしました。お尻の筋肉は歩行時に最も重要な筋肉の一つで、ここがしっかり働くことで、股関節の動きが改善し、膝への負担も減り、バランスも取りやすくなります。

バランス能力の向上

施術前は片足立ちでグラグラしていたM様ですが、施術後はバランスパッドの上でも少しずつ安定して立てるようになりました。完璧にはまだできないものの、「できそう」という感覚を得られたことが大きな進歩でした。

施術者は「理想はこっちの軸足と絡んでバランス取っておいて、むしろ上げてる足はブランってしておけると」とアドバイスしました。M様は「このコースは難しいよ」と言いながらも、「こっちだとできる」と、少しずつコツをつかんでいきました。

バランス能力は一度の施術で完璧になるものではありませんが、正しい体の使い方を知り、「できそう」という感覚を得ることで、自主トレーニングへのモチベーションが高まります。

心理的な変化 「やってみよう」という気持ち

施術後、M様は「じゃあこれもうやるわ」と、バランストレーニングを自宅でも続ける意欲を見せました。施術前は「転んだらどうしよう」という恐怖が先行していましたが、施術後は「やってみよう」という前向きな気持ちに変わっていたのです。

施術者は「特にその三半規管とかも、そのめまいとかあとクラクラするとか、その中で余計に難しくなるんで、ただ逆にやれるレベル、ちょっと難しいぐらいの動きをやらないとトレーニングにならないので、あまりにも大変でクラクラしちゃうというのだとあれですけど、ちょっとずつこういうのをやっていけると、頭の回復にもいいと思うので」と説明しました。

この「ちょっと難しいけどできそう」というレベルの運動を続けることが、バランス能力の向上にも、三半規管の回復にも効果的なのです。

M様の感想 不安が希望に変わった瞬間

施術を終えたM様は、満足そうな表情で「疲れました?」という施術者の問いかけに「大丈夫です」と答えました。この後アクアビクスに1時間参加する予定とのことで、体力的にも十分に余裕がありました。

「できる」という実感が得られた

M様にとって最も大きな変化は、「自分でもできる」という実感が得られたことでした。施術前は「転んだらどうしよう」という恐怖が先行していましたが、施術後は「これならできそう」という希望に変わっていました。

バランスパッドの上で片足立ちができた時、M様は「こっちだとできる」と嬉しそうに話しました。完璧にはまだできないものの、「できそう」という感覚を得られたことが、大きな自信につながったのです。

施術者は「こういうのが左右の差が減って、両方ともより良くなってくると、歩きとか階段とか他の動きもよりやりやすくなっていきます」と説明し、M様は「そうですね」と納得されていました。

自主トレへのモチベーション向上

施術中、施術者は動画撮影をしながら自主トレーニングの指導を行いました。M様は「動画を今送っておきます」という施術者の言葉に「はい」と答え、自宅でも復習する意欲を見せました。

自主トレーニングの内容は、お尻の筋トレ、膝を伸ばす運動、バランスパッドでの片足立ちなど、施術中に行ったものと同じです。一度体験して「できそう」という感覚を得たことで、自宅でも安心して取り組めるようになりました。

施術者は「毎日やった時やろ。足の筋肉の使い方もそうですし、バランスの取り方とかいろんな要素があるので、いろいろやるのが大事ですね」とアドバイスしました。M様は「はい」と真剣に聞き、継続する意欲を示しました。

長期的な目標への希望

M様の最終目標は「バレトンに参加できるようになること」「自転車に乗れるようになること」です。施術後、M様は「頭の影響がなくなったらバランス運動ができそうだと思っている」と話しましたが、施術者は「頭の影響は多少あると思うんですよね。それを減らすためにはこういう練習が大事で」と、バランストレーニング自体が頭の回復にも効果的であることを説明しました。

M様は「じゃあこれもうやるわ」と、自主トレを続ける決意を示しました。施術者は「そうです。特にその三半規管とかも、そのめまいとかあとクラクラするとか、その中で余計に難しくなるんで、ただ逆にやれるレベル、ちょっと難しいぐらいの動きをやらないとトレーニングにならないので」と励ましました。

長期的な目標に向けて、一歩ずつ前進していく希望を持つことができたのです。

施術担当者が感じたポイント 複合的問題への統合的アプローチ

施術を担当した理学療法士は、M様のケースについて次のように振り返りました。「M様の場合、痛みという明確な症状は改善していたものの、バランス能力や筋力、柔軟性といった根本的な部分がまだ不十分でした。特に左右差が大きく、左側の股関節・膝の硬さ、お尻の筋力不足、バランス能力の低下が顕著でした」

優先順位をつけたアプローチ

M様のように複数の問題が絡み合っている場合、すべてを一度に解決しようとするのではなく、優先順位をつけてアプローチすることが重要です。今回のケースでは、まず硬くなっている関節や筋肉をほぐし、次に筋力を強化し、最後にバランス能力を高めるという順序で進めました。

「まず体全体を動かしてから、一番最後にチェックやってくれるんですけど、その時初めの時はもう硬いから、そういうのがやっぱりちょこちょこ動かすのが大事です」とM様も実感されていたように、硬さを取ることが最初のステップでした。

硬さが取れると、筋肉が正しく働けるようになります。そこで筋力トレーニングを行うことで、効果的に筋力を強化できます。そして筋力がついた状態でバランストレーニングを行うことで、実践的な動作能力が向上するのです。

恐怖心への配慮

M様は「転んじゃうのが一番嫌い。それはしたくない。二度としたくない」と強い恐怖心を抱えていました。このような心理的な問題に対しては、無理にチャレンジさせるのではなく、「できそう」というレベルから少しずつ難易度を上げていくことが重要です。

施術者は「軽くつかまっていいですよ」「できそうなら手放すけど、軽く持ってていいです」と、M様が安心して取り組めるよう配慮しました。また、「あまりにも大変でクラクラしちゃうというのだとあれですけど、ちょっとずつこういうのをやっていけると」と、無理のない範囲でチャレンジすることの大切さを伝えました。

こうした配慮により、M様は「怖い」という感情から「やってみよう」という前向きな気持ちに変わることができたのです。

自己効力感を高める工夫

施術者は、M様が「できた」という実感を得られるよう、様々な工夫をしました。筋力測定で数値を示すことで、現状を客観的に把握できるようにしました。また、施術後にもう一度歩いてもらうことで、「足も軽い」という即時的な変化を実感してもらいました。

さらに、動画撮影をしながら自主トレーニングの指導を行うことで、自宅でも正確に復習できるようにしました。こうした工夫により、M様は「自分一人でもできる」という自己効力感を高めることができたのです。

施術者は「部分部分がちゃんとコンディションが整うというか、使いやすい状態になって、それを全部合わせた時には、全身の動きができるようになると、動きやすくなるんですよね」と説明し、M様は納得されていました。

よくある類似事例 整形外科卒業後の不安を抱える方々

M様のように、整形外科でのリハビリを卒業した後も不安を抱える方は少なくありません。ここでは、PHYSIOTHで実際に対応した類似事例をいくつかご紹介します。

事例1 人工膝関節術後のバランス不安

60代女性のT様は、人工膝関節の手術を受け、整形外科でのリハビリを終えました。痛みはほとんどなくなりましたが、階段の上り下りや不整地を歩く時にバランスが不安定で、転倒への恐怖がありました。

T様の場合も、M様と同様にお尻の筋力不足とバランス能力の低下が見られました。PHYSIOTHでは、お尻の筋トレとバランストレーニングを中心に、段階的なプログラムを提供しました。3ヶ月後、T様は「階段が怖くなくなった」「旅行にも行けるようになった」と喜びの声を寄せてくださいました。

事例2 脳卒中後の歩行不安定

70代男性のK様は、脳卒中のリハビリを終えましたが、左半身に軽い麻痺が残り、歩行時のバランスが不安定でした。特に左足で踏ん張る時に不安があり、外出を控えるようになっていました。

K様の場合、麻痺側の筋力低下だけでなく、健側の使いすぎによる筋肉の硬さも問題でした。PHYSIOTHでは、両側のバランスを整えながら、麻痺側の筋力強化と健側の柔軟性向上を同時に進めました。半年後、K様は杖なしで近所を散歩できるようになりました。

事例3 股関節痛改善後の運動再開希望

50代女性のN様は、長年の股関節痛が改善し、整形外科を卒業しましたが、「運動を再開したいけれど、また痛くなるのが怖い」という不安がありました。

N様の場合、痛みは改善していましたが、股関節周囲の筋力が不足しており、運動を再開すると再発のリスクがありました。PHYSIOTHでは、股関節周囲の筋力強化と、正しい体の使い方を指導しました。3ヶ月後、N様はヨガ教室に復帰し、「痛みなく楽しめている」と報告してくださいました。

施術後のセルフケア 自宅でできる簡単な運動

PHYSIOTHでは、施術中に行った運動を動画撮影し、自宅でも復習できるようにしています。ここでは、M様に指導した自主トレーニングの一部をご紹介します。

お尻の筋トレ うつ伏せで足を上げる

うつ伏せになり、膝を床につけたまま、片足ずつ持ち上げます。お尻の筋肉で上げることを意識し、腰が反らないように注意します。左右各10回を1セットとし、1日2〜3セット行います。

ポイントは、お尻の筋肉が働いている感覚を意識することです。腰や太ももの裏に力が入ってしまう場合は、上げる高さを低くして、お尻だけで上げられる範囲で行います。

お尻の横の筋トレ 横に足を開く

ゴムバンドを足首に巻き、立った状態で片足を横に開きます。お尻の横の筋肉を意識しながら、ゆっくりと開いて戻します。左右各10回を1セットとし、1日2〜3セット行います。

この運動は、片足立ちの時に体が横に流れないようにするために重要です。バランスが取りにくい場合は、壁や手すりに軽く手をついて行っても構いません。

膝を伸ばす筋トレ 座って膝を伸ばす

椅子に座り、片足ずつ膝を伸ばします。つま先を上に向け、太ももの前の筋肉を意識します。5秒間伸ばした状態をキープし、ゆっくり戻します。左右各10回を1セットとし、1日2〜3セット行います。

ゴムバンドがあれば、足首に巻いて抵抗をかけると、より効果的に筋力を強化できます。

バランストレーニング 片足立ち

壁や手すりの近くで、片足立ちの練習をします。最初は軽く手をついて構いません。慣れてきたら手を離し、30秒間バランスを保ちます。左右各3回を1セットとし、1日2〜3セット行います。

ポイントは、膝を少し緩めておくことです。膝を突っ張らせてしまうと、揺れた時に修正がきかなくなります。また、軸足と体幹でバランスを取り、上げている足はリラックスさせることを意識します。

ストレッチ ももの前を伸ばす

うつ伏せになり、片膝を曲げて足首を手でつかみます。お尻に向かって引き寄せ、ももの前をストレッチします。20〜30秒キープし、左右交互に行います。1日2〜3回行います。

ももの前が硬いと、歩く時に股関節の伸びが制限されます。毎日ストレッチすることで、柔軟性が向上し、歩きやすくなります。

腰のストレッチ 膝を倒してひねる

仰向けになり、両膝を立てます。足を閉じたまま、左右に倒してひねります。肩が浮かないように注意しながら、20〜30秒キープします。左右交互に行い、1日2〜3回行います。

腰の柔軟性が向上することで、歩行時の体の回旋がスムーズになり、バランスも取りやすくなります。

自主トレの頻度と注意点

自主トレーニングは、毎日続けることが理想です。ただし、痛みが強く出る場合は無理をせず、休むことも大切です。また、正しいフォームで行うことが重要なので、動画を見ながら確認し、分からないことがあれば次回の施術時に質問しましょう。

M様の場合、アクアビクスにも週に何度か通っており、水中での運動も効果的です。水の浮力により関節への負担が少なく、筋力強化とバランストレーニングが同時にできます。自主トレと組み合わせることで、より効果的に体を整えられます。

長期的な改善と予防 転倒しない体づくりのために

M様のように、転倒への恐怖を抱える方が安心して動ける体を取り戻すためには、長期的な視点での体づくりが必要です。ここでは、転倒を予防し、いつまでも元気に動ける体を維持するためのポイントをお伝えします。

筋力維持の重要性

年齢とともに筋力は自然に低下していきます。特に下半身の筋力低下は、バランス能力の低下や転倒リスクの増加につながります。M様の場合、現在の筋力は体重の40%程度で、一般的にはやや弱い状態です。

理想的には50%、さらに運動を続ければ60%を目指したいところです。筋力を維持・向上させるためには、週に2〜3回の筋力トレーニングが推奨されます。自主トレーニングを継続し、定期的に専門家のチェックを受けることで、筋力の低下を防げます。

バランス能力の継続的なトレーニング

バランス能力も、使わなければ衰えていきます。特に三半規管などの感覚器官は、刺激を与え続けることで機能を維持できます。M様の場合、頭のクラクラやめまいの症状があった時期には、三半規管にもダメージがあった可能性があります。

バランストレーニングを継続することで、三半規管の機能回復にもつながります。片足立ちやバランスパッドでの練習を、毎日少しずつ続けることが大切です。慣れてきたら、目を閉じて行ったり、不安定な場所で行ったりと、難易度を上げていくと効果的です。

柔軟性の維持

関節や筋肉の柔軟性も、年齢とともに低下します。M様の場合、股関節や膝の硬さがあり、特に左側が硬い状態でした。柔軟性が低下すると、可動域が制限され、バランスを崩した時に立て直しにくくなります。

毎日のストレッチを習慣化することで、柔軟性を維持・向上できます。特にももの前、お尻、腰のストレッチは、歩行やバランスに直接影響するため、重点的に行うと良いでしょう。

日常生活での意識

自主トレーニングだけでなく、日常生活の中での意識も重要です。歩く時は、股関節をしっかり伸ばすことを意識し、お尻の筋肉を使うようにします。階段では、踏ん張る足のお尻に力を入れることを意識すると、バランスが取りやすくなります。

また、転倒しやすい環境を整えることも大切です。家の中の段差をなくす、滑りやすい場所にマットを敷く、照明を明るくするなど、物理的な環境を整えることで、転倒リスクを減らせます。

定期的な専門家のチェック

自主トレーニングを続けていても、正しいフォームでできているか、効果が出ているかは、自分では分かりにくいものです。定期的に専門家のチェックを受けることで、問題点を早期に発見し、修正できます。

M様の場合、4回の施術を終えた後、少しお休みして、また状態を見ながら通院する予定とのことでした。こうした定期的なチェックとメンテナンスにより、長期的に良い状態を維持できます。

目標を持ち続ける

M様の目標は「バレトンに参加すること」「自転車に乗ること」でした。こうした具体的な目標を持つことで、トレーニングへのモチベーションが維持できます。目標が達成できたら、次の目標を設定し、常にチャレンジし続けることが、いつまでも元気に動ける体を維持する秘訣です。

よくある質問 転倒予防とリハビリについて

Q1 整形外科を卒業した後も、リハビリは必要ですか?

整形外科でのリハビリは、主に痛みの軽減や基本的な可動域の回復を目指すものです。痛みが一定レベルまで改善すれば「卒業」となりますが、その先の「やりたいことを安全にできる体づくり」までは、なかなかサポートしてもらえないのが現状です。

特にバランス能力や筋力、柔軟性といった根本的な部分が不十分な場合、日常生活での不安は消えません。整形外科を卒業した後も、専門家による定期的なチェックとトレーニングを続けることで、転倒リスクを減らし、やりたいことを安全に楽しめるようになります。

Q2 片足立ちができないのは、筋力不足が原因ですか?

片足立ちができない原因は、筋力不足だけではありません。バランス能力、柔軟性、関節の動き、神経系の協調性など、複数の要因が関係しています。M様の場合も、お尻の筋力不足だけでなく、股関節や膝の硬さ、三半規管への影響など、複合的な問題がありました。

専門家による詳しい評価を受けることで、どの要因が主な原因なのかを見極め、適切なアプローチを選ぶことができます。

Q3 自主トレーニングだけで改善できますか?

自主トレーニングは非常に重要ですが、正しいフォームで行わないと効果が出にくく、場合によっては悪化することもあります。また、自分一人では「これで合っているのか」「効果が出ているのか」という確信が持てず、不安を感じることもあります。

専門家の指導を受けながら自主トレーニングを行うことで、正しいフォームを身につけ、効果を実感しながら継続できます。動画撮影をしてもらえる場合は、自宅でも正確に復習できるため、より効果的です。

Q4 バランストレーニングは毎日やった方が良いですか?

バランス能力を高めるためには、毎日少しずつ練習することが理想です。ただし、疲労が強い時や体調が悪い時は無理をせず、休むことも大切です。また、転倒への恐怖が強い場合は、安全な環境で、手すりなどにつかまりながら行うと良いでしょう。

慣れてきたら、少しずつ難易度を上げていきます。最初は手すりにつかまって片足立ち、次に手を離して片足立ち、さらに目を閉じて片足立ち、と段階的にチャレンジすることで、バランス能力が向上します。

Q5 転倒への恐怖が強く、運動するのが怖いです

転倒への恐怖は、過去の経験から生じる自然な感情です。M様も「二度と転びたくない」という強い恐怖心を抱えていました。こうした心理的な問題に対しては、無理にチャレンジさせるのではなく、「できそう」というレベルから少しずつ難易度を上げていくことが重要です。

専門家の指導のもと、安全な環境で少しずつチャレンジし、「できた」という成功体験を積み重ねることで、恐怖心は徐々に薄れていきます。また、筋力やバランス能力が向上することで、実際の転倒リスクも減少し、心理的な安心感につながります。

Q6 どのくらいの期間で改善しますか?

改善のスピードは、個人の状態や年齢、運動習慣などによって異なります。M様の場合、4回の施術で「足も軽い」という即時的な変化を実感されましたが、長期的な目標である「バレトンに参加する」「自転車に乗る」までには、さらに時間がかかると考えられます。

一般的には、3ヶ月程度の継続的なトレーニングで、筋力やバランス能力の向上が実感できることが多いです。ただし、焦らず、自分のペースで少しずつ進めることが大切です。

Q7 PHYSIOTHでは、どのような施術を受けられますか?

PHYSIOTHでは、国家資格を持つ理学療法士が、医学的根拠に基づいた施術を提供しています。関節ファシリテーションの手技で関節の動きを改善し、筋肉の緊張をほぐします。また、筋力測定やバランステストなど、客観的な評価を行い、個別のトレーニングプログラムを組みます。

動画撮影をしながら自主トレーニングの指導も行うため、自宅でも正確に復習できます。慢性痛から神経症状、関節の変形まで、医学的知識が必要な症例にも一貫して対応しています。

記事のまとめ 痛みが取れた後の本当の回復とは

この記事では、二子玉川のPHYSIOTHで実際に施術を受けられたM様の事例をもとに、転倒への恐怖を乗り越え、安心して動ける体を取り戻すまでのプロセスをご紹介しました。

M様は整形外科でのリハビリを卒業し、痛みも随分良くなっていましたが、バランスが不安定で、片足立ちがうまくできず、転倒への恐怖から自転車やバレトンなどの活動を制限していました。PHYSIOTHでは、硬くなっている関節や筋肉をほぐし、筋力を強化し、バランス能力を高めるという段階的なアプローチにより、M様は「足も軽い」という即時的な変化を実感し、「じゃあこれもうやるわ」と自主トレーニングへのモチベーションを高めることができました。

痛みという明確な症状が改善しても、バランス能力や筋力、柔軟性といった根本的な部分が回復していないと、日常生活での不安は消えません。本当の回復とは、痛みがないだけでなく、やりたいことを安全に楽しめる体を取り戻すことです。

そのためには、専門家による詳しい評価と、個別のトレーニングプログラム、そして継続的な自主トレーニングが必要です。M様のように、「転んだらどうしよう」という恐怖から「やってみよう」という希望に変わることで、人生の質が大きく向上します。

もしあなたも、痛みは良くなったけれど動くのが怖い、片足立ちができない、階段が不安、といった悩みを抱えているなら、一人で悩まず、専門家に相談してみてください。正しい評価と適切なアプローチにより、安心して動ける体を取り戻すことができます。

ご予約・お問い合わせ案内

PHYSIOTHは、東京都世田谷区玉川4ー3−15 サントピア二子玉川第2 101にございます。二子玉川駅から徒歩圏内で、用賀、上野毛、等々力、尾山台、九品仏、自由が丘からもアクセスしやすい立地です。

国家資格を保有し、15年以上の病院勤務で延べ5万人以上を診てきた理学療法士が、あなたの体の状態を詳しく評価し、個別のプログラムを提案いたします。転倒への恐怖、バランスの不安定さ、歩行時のフラつきなど、どんな悩みでも気軽にお問い合わせください。

ご予約は、LINEまたはお電話で承っております。初回カウンセリングでは、詳しくお話を伺い、体の状態をチェックした上で、最適なアプローチをご提案いたします。あなたが安心して動ける体を取り戻すお手伝いをさせていただきます。

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すべてのお客様に質の高いセッションを提供し、円滑な施設運営を行うため、
以下の通りキャンセル規定を設けております。何卒ご理解とご協力をお願い申し上げます。

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