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股関節の痛みを二子玉川で改善|変形初期から始める専門リハビリ

歩けなくなる不安を抱えるあなたへ

股関節に違和感を覚え始めたとき、多くの方は「年齢のせい」と片付けてしまいます。しかし、半年前よりも明らかに痛みが増している、買い物で精一杯になってきた、座っているだけでヒリヒリする——こんな症状が出ているなら、それは体からの重要なサインです。

整形外科でレントゲンを撮っても「大丈夫」と言われ、でも実際には痛くて歩けない。MRIでようやく「軟骨のすり減り初期」「水が溜まっている」と診断されても、具体的にどうすればいいのか教えてもらえない。医師は忙しそうで、質問する間もなく診察が終わってしまう。そんな経験をされた方は少なくありません。

この記事では、実際に股関節の痛みで悩まれていたT様の事例を通じて、変形性股関節症の初期段階でどのような対処が可能なのか、専門的なリハビリテーションがどう役立つのかを詳しくお伝えします。手術を避けたい、今のうちに食い止めたいと願うあなたに、具体的な道筋をご提案いたします。

T様が抱えていた股関節の悩み

半年で急速に悪化した痛み

T様が初めて当院を訪れたとき、最も強く訴えられていたのは「半年前と比べて明らかに痛みが増している」という点でした。以前から左股関節にあぐらをかいて戻すときの違和感はあったものの、それは健康な時からの癖のようなもので、特に気にしていなかったそうです。

しかし最近では、自転車をこぎ始めるときに噛み合っていない感覚があり、しゃがむ姿勢をとるときにも痛みで座れないことが増えてきました。当初は「ヒリヒリする」程度だった痛みが、今では「神経に触っているような」鋭い痛みに変化しています。

日常生活への深刻な影響

T様の生活は、この半年で大きく制限されるようになりました。以前は日課だったウォーキングができなくなり、買い物に行くだけで精一杯という状態です。座っているときも後ろ側がヒリヒリと痛み、自転車に乗るのもしんどくなってきました。

膝にも痛みが出始め、しゃがんで立ち上がるときの辛さは10年前から感じていたものの、ここ2週間ほどは膝のヒリヒリ感も強くなっています。「この歳でこんなに歩けなくなるの?」という不安と、「あと10年で手術とか嫌だな」という恐怖が、T様の心を占めていました。

医師からの説明不足による不安

整形外科でMRIを撮ってもらい、水が溜まっていること、軟骨のすり減りが初期段階であることは分かりました。しかし医師は「変形」という言葉は使わず、「軟骨のすり減りの初期症状」とだけ説明し、ポインターで画像を指し示すこともありませんでした。

T様は「これって治るんですか?」「注射で水を抜かないといけないんですか?」と質問しましたが、医師は「太ももとお尻の筋肉を鍛えないと」と言うだけで、具体的な方法や今後の見通しについては詳しく教えてくれませんでした。診察中も時計をチラチラ見ながら次の患者さんのファイルを準備する様子で、聞きたいことを聞けない雰囲気だったそうです。

股関節の痛みの正体を知る

関節唇損傷という見えない原因

T様の痛みの主な原因は、関節唇(かんせつしん)という組織の損傷でした。関節唇とは、股関節の骨盤側の縁を取り囲むように存在する軟骨のような組織で、股関節のかぶりを深くして安定性を高める役割を持っています。

股関節は本来、大腿骨の丸い骨頭が骨盤のくぼみにはまり込む構造ですが、生まれつきこのかぶりが浅い人がいます。若いうちは筋肉がしっかりしているため問題ありませんが、40代以降になると筋力低下や長年の負担の積み重ねで、この関節唇が傷つきやすくなるのです。

股関節を深く曲げたり、特に内股方向にひねる動きをすると、骨と骨の間に関節唇が挟まれて損傷します。これが「ヒリヒリする」「神経に触っているような」痛みの正体です。関節唇が傷つくと、関節内に炎症が起き、水が溜まることもあります。

レントゲンでは分からない痛み

T様のケースで重要なのは、「レントゲンでは大丈夫だけど、実際には強い痛みがある」という点です。レントゲンは骨の変形を映し出すことはできますが、関節唇のような軟部組織の損傷は写りません。そのためMRIで初めて水が溜まっていることや軟部組織の状態が分かるのです。

変形の程度と痛みの強さは必ずしも一致しません。レントゲンで大きな変形が見られても痛みがほとんどない人もいれば、逆にT様のように変形は初期段階でも強い痛みに悩まされる人もいます。これは関節唇や周囲の筋肉、靭帯など、骨以外の組織の状態が痛みに大きく関わっているためです。

腰の硬さが股関節に負担をかける

T様の場合、もう一つ重要な要因がありました。それは腰の動きが非常に硬くなっていたことです。股関節を70度以上曲げるとき、実は股関節だけでなく骨盤と背骨も一緒に動く必要があります。背骨が丸まる動きが入らないと、股関節だけで深く曲げようとするため、関節への負担が増大します。

T様は以前から腰の引きつれがひどく、前屈しようとすると背中が突っ張る状態でした。この腰の硬さが、股関節を曲げるたびに関節唇への当たりを強くし、痛みを悪化させていたのです。つまり股関節の問題だけでなく、腰の柔軟性も同時に改善する必要があったのです。

初回カウンセリングで見えたこと

詳細な動作分析で原因を特定

T様が当院を訪れた際、まず行ったのは詳細な動作分析でした。歩き方、しゃがむ動き、座る姿勢、股関節の可動域、筋力など、あらゆる角度から体の状態をチェックしました。

股関節を曲げる動きでは、左右ともに90度以上曲がるものの、内股方向にひねると強い痛みが出ることが確認できました。また、あぐらをかく動作や、足を組む動作でも「噛み合っていない感じ」があり、股関節が不安定になっていることが分かりました。

腰の動きを確認すると、前屈しても背骨がほとんど丸まらず、股関節だけで曲げようとする代償動作が見られました。お尻の横の筋肉を触ると非常に硬く、片足立ちをしてもらうと骨盤が傾いてしまい、股関節周囲の筋肉が十分に働いていないことも明らかになりました。

不安を解消する丁寧な説明

T様が最も不安に感じていたのは、「何をしてはいけないのか」「どんなストレッチなら安全なのか」という点でした。ネットで調べると「あぐらは良くない」「テニスボールストレッチが効く」など様々な情報があり、何が正しいのか分からなくなっていたそうです。

当院では、関節の構造を図で示しながら、なぜ内股方向の動きが痛みを出しやすいのか、関節唇がどこにあってどう傷つくのかを丁寧に説明しました。T様が普段やっているストレッチを一つひとつ確認し、「これは大丈夫」「これは痛みが出るならやめておきましょう」と具体的にアドバイスしました。

「こうやって曲げても折れないんですよね?」とT様は何度も確認されました。長年の痛みで動くことへの恐怖が強くなっていたのです。「自分の力で骨折することはまずありません。むしろ動かさない方が硬くなって、将来的なリスクが高まります」と説明すると、少し安心された様子でした。

専門的なリハビリテーションの実際

関節の動きを改善する手技

T様へのリハビリテーションは、まず関節の動きを改善することから始めました。関節ファシリテーションという手技で、股関節が本来持っている動きを引き出していきます。硬くなった関節包や靭帯を緩め、関節内の滑りを良くすることで、痛みを出さずに動ける範囲を広げていきます。

特に重要だったのは、腰椎と骨盤の動きを改善することでした。仰向けで膝を抱える動作を繰り返し、背骨を丸める感覚を体に覚えさせていきました。最初はほとんど丸まらなかった背骨が、数週間のリハビリで少しずつ動くようになってきました。

お尻の筋肉、特に中臀筋という股関節の横にある筋肉は非常に硬くなっていたため、テニスボールを使ったセルフマッサージも指導しました。「関節に直接当たるんじゃないか」と心配されていましたが、関節は体の奥深くにあるため、表面から押しても関節自体を傷つけることはないと説明すると、安心して取り組めるようになりました。

正しい筋力トレーニングの指導

股関節を安定させるためには、お尻の筋肉を鍛えることが不可欠です。しかしT様の場合、横向きに寝て足を上げる運動をしてもらうと、正しく筋肉を使えていないことが分かりました。

足を後ろ気味に上げることで、股関節の横の筋肉(中臀筋)を効果的に使う必要があるのですが、T様は無意識に前方向に足を上げてしまい、別の筋肉で代償していました。骨盤を手で押さえながら、後ろ方向に足を上げる感覚を繰り返し練習しました。

「右側が全然上がらない」とT様は驚いていました。左右で筋力に差があることが、歩行時のバランスの崩れにもつながっていたのです。立った状態で壁に手を添えながら行う片足立ちトレーニングも取り入れ、日常生活の中で自然に筋肉を使えるようにしていきました。

自宅でできるセルフケアの徹底指導

リハビリ施設に週1回通うだけでは、改善のスピードは限られます。T様には自宅で毎日できるセルフケアを、動画を撮影しながら丁寧に指導しました。

腰を丸める運動、股関節のストレッチ、お尻の筋トレ、テニスボールマッサージなど、一つひとつのやり方を確認し、「痛みが強くなるようならやめる」「ヒリヒリ感が出ない範囲で行う」といった注意点も伝えました。

T様は几帳面な性格で、毎朝必ず腰のストレッチを行い、夜寝る前にはゴムバンドを使った股関節のストレッチを続けられました。「前よりは丸まってきた」「引きつれがなくなってきた」と、少しずつ変化を実感されていきました。

やってはいけない動作と推奨される動作

痛みを悪化させる動作の特徴

股関節の痛みがある場合、特に避けるべきなのは「深く曲げる」「内股にひねる」という動作です。T様の場合、しゃがんで物を取ろうとするとき、膝を内側に入れてしゃがむ癖がありました。この動作は関節唇への負担が最も大きく、痛みを悪化させる原因になります。

あぐらをかく動作も、股関節を外側に開きながら深く曲げるため、人によっては痛みが出ます。ただしT様の場合、右側は問題なくても左側は「噛み合わない感じ」が強く出るため、無理に左右対称にあぐらをかく必要はないと説明しました。

自転車をこぐ動作も、サドルが低すぎると股関節を深く曲げることになり、負担が増します。T様は「自転車に乗り始めるときに噛み合わない」と訴えていましたが、サドルの高さを少し上げることで、股関節の曲がる角度を減らすことができます。

安全に行えるストレッチ

T様が不安に感じていた「やっていいストレッチ」については、一つひとつ確認しながら進めました。基本的な原則は「痛みが出ない範囲で行う」「ヒリヒリ感が強くなるようならやめる」というシンプルなものです。

太ももの裏を伸ばすストレッチは、椅子に足を乗せて行う方法、ゴムバンドを使って仰向けで行う方法など、いくつかのバリエーションを紹介しました。どの方法でも、伸びている感覚があれば効果は同じなので、やりやすい方法を選んでもらいました。

お尻のストレッチについては、「テニスボールで押しても関節に当たらないか」という心配がありましたが、関節は体の深部にあるため、表面から押しても直接当たることはありません。壁に背中を当ててボールを挟む方法なら、体重のかかり具合を調整しやすく、安全に行えることを実演しました。

日常生活での姿勢の工夫

座り姿勢については、「良い姿勢を保たなければ」という意識が強すぎると、かえって股関節への負担が増えることがあります。骨盤を立てて背筋を伸ばす姿勢は、股関節を深く曲げることになるため、痛みが強いときは無理に良い姿勢を取らなくてもよいと説明しました。

むしろ少し背中を丸めて座る方が、股関節の前側が開いて負担が減ります。ただし長時間同じ姿勢でいることは避け、20〜30分ごとに立ち上がって歩いたり、姿勢を変えたりすることが重要です。

物を拾うときも、膝を曲げてしゃがむのではなく、片膝をついて拾う、または椅子などに手をついて体重を支えながら拾うなど、股関節への負担を分散させる工夫を提案しました。

腰の柔軟性が股関節を救う

背骨を丸める重要性

T様のリハビリで最も重視したのが、腰椎の柔軟性を取り戻すことでした。股関節を70度以上曲げるとき、股関節だけでなく骨盤と背骨も一緒に動く必要があります。背骨が丸まらないと、股関節だけで深く曲げようとするため、関節への負担が増大するのです。

T様は「腰を丸めると折れるんじゃないか」と恐怖を感じていましたが、自分の力で骨折することはまずありません。むしろ動かさないことで硬くなり、将来的な骨折リスクが高まります。仰向けで膝を抱える運動を毎日続けることで、少しずつ背骨が丸まるようになってきました。

最初は「ここまでしか丸まらない」という状態でしたが、数週間後には「前よりは丸まってきた」と実感できるようになりました。腰の引きつれも減り、前屈したときの突っ張り感も改善してきました。

体幹の動きと股関節の連動

股関節の問題を抱える人の多くは、体幹の動きが硬くなっています。背骨をひねる動き、横に倒す動き、丸める動きがスムーズにできないと、その分の負担が股関節にかかります。

T様には、四つ這いになって背中を丸めたり反らしたりする運動(キャット&ドッグ)や、座った状態で体をひねる運動も指導しました。これらの運動で背骨の動きが良くなると、歩くときや立ち上がるときの股関節への負担が自然と減っていきます。

特に効果的だったのは、仰向けで膝を左右に倒す運動でした。この運動は腰椎のひねりと骨盤の動きを同時に改善でき、T様も「これをやると腰が楽になる」と実感されていました。

膝の痛みも股関節からのサイン

代償動作による膝への負担

T様は股関節だけでなく、膝の痛みも訴えていました。特にここ2週間ほどは両膝がヒリヒリし、しゃがんで立ち上がるときの辛さが増していました。整形外科の医師に伝えると「また次の症状?」というような反応をされ、十分に診てもらえなかったそうです。

しかし膝の痛みは、股関節の問題と無関係ではありません。股関節がうまく動かないと、その分を膝や足首でかばおうとします。この代償動作が続くと、膝の関節や筋肉に過度な負担がかかり、痛みが出るのです。

T様の場合、レントゲンで膝の変形は見られず、膝自体に大きな問題はありませんでした。股関節と腰の動きが改善されれば、膝への負担も減り、痛みも軽減すると説明しました。

膝を守るための股関節ケア

膝の痛みを改善するためにも、股関節のリハビリは重要です。股関節周囲の筋肉、特にお尻の横の筋肉(中臀筋)がしっかり働くと、歩行時に骨盤が安定し、膝への負担が減ります。

T様には片足立ちのトレーニングを重点的に行ってもらいました。壁に手を添えて片足で立ち、骨盤が傾かないように意識しながら、反対側の足を後ろに引く運動です。この運動で股関節の安定性が高まると、歩行時の膝への衝撃も和らぎます。

また、しゃがむときの姿勢も重要です。膝を内側に入れてしゃがむのではなく、つま先と膝の向きを揃え、股関節から曲げる意識を持つことで、膝への負担を減らせます。T様は「意識すると難しい」と言いながらも、鏡を見ながら練習を重ねました。

手術を避けるための長期戦略

変形の進行を遅らせる

T様の最大の願いは「あと10年で手術とか嫌だな」という言葉に表れていました。変形性股関節症は進行性の疾患ですが、適切なケアで進行を遅らせることは十分に可能です。

変形を進行させないためには、関節への負担を減らすことが第一です。体重管理、正しい歩き方、股関節周囲の筋力維持、腰の柔軟性確保——これらを継続的に行うことで、関節軟骨のすり減りを最小限に抑えられます。

T様の場合、まだ変形は初期段階であり、関節唇の損傷が主な痛みの原因でした。関節唇への負担を減らす動作を身につけ、炎症を抑えることができれば、痛みは十分にコントロール可能です。実際、変形があっても痛みがほとんどない人もいれば、変形が少なくても強い痛みがある人もいます。痛みと変形の程度は必ずしも一致しないのです。

専門医との連携

当院では、必要に応じて専門医療機関との連携も行っています。T様には、股関節専門の医師がいる玉川病院などへの紹介状を書いてもらうことも提案しました。

「初期症状で大病院に行くのは大げさでは」と心配されていましたが、専門医に診てもらうことで、より正確な診断と長期的な見通しが得られます。すぐに手術になるわけではなく、経過を追いながら適切な時期に適切な治療を受けるための準備です。

整形外科のリハビリと当院のリハビリを併用している方もいます。整形外科では20分程度のリハビリが一般的ですが、当院では60分かけて詳細な評価と指導を行えます。それぞれの良さを活かしながら、最適なケアを受けることが大切です。

生活習慣の見直し

股関節の健康を保つためには、日常生活全体の見直しも必要です。T様はデスクワークが中心で、座りっぱなしの時間が長いことが問題でした。長時間同じ姿勢でいると、お尻の筋肉が硬くなり、股関節への負担が増します。

30分に一度は立ち上がって歩く、座っているときも姿勢を変える、こまめにストレッチするなど、小さな工夫の積み重ねが重要です。T様には、仕事中でもできる簡単なストレッチや、椅子に座ったままできる筋トレも紹介しました。

また、自転車のサドルの高さ、靴の選び方、寝具の硬さなど、細かい点も見直しました。これらすべてが股関節への負担に影響するため、一つひとつ改善していくことで、総合的なケアにつながります。

リハビリ開始後の変化

痛みの質の変化

リハビリを始めて数週間経つと、T様は「痛みの質が変わってきた」と話されました。以前は常にヒリヒリしていた痛みが、動かしたときだけに限定されるようになってきたのです。

「神経に触っているような」鋭い痛みの頻度も減り、「いつものヒリヒリ」程度に落ち着く日が増えてきました。これは炎症が徐々に治まり、関節唇への負担が減ってきている証拠です。

ただし、良い日と悪い日の波はまだありました。無理をした翌日は痛みが強くなることもあり、「一進一退」と感じることもあったようです。しかし全体的な傾向としては、確実に改善の方向に向かっていました。

動作の変化と自信の回復

リハビリを続けるうちに、T様の動き方にも変化が現れました。以前は股関節をかばうように、ぎこちない歩き方をしていましたが、少しずつスムーズに歩けるようになってきました。

自転車をこぎ始めるときの「噛み合わない感じ」も軽減し、買い物に行く距離も少しずつ延ばせるようになりました。「ウォーキングはまだ無理だけど、買い物で精一杯だったのが、少し余裕が出てきた」と喜びの声を聞かせてくれました。

何より大きかったのは、「何をしてはいけないか」が明確になり、恐怖心が減ったことです。「これは大丈夫」「これは痛みが出るからやめておこう」と自分で判断できるようになり、日常生活での不安が軽減されました。

よくある質問

股関節の痛みは自然に治りますか?

初期段階の股関節の痛みは、適切なケアを行えば改善する可能性があります。ただし「自然に」放置していて治ることは少なく、むしろ悪化することが多いです。関節唇の損傷や炎症は、負担をかけ続ければ進行します。早めに専門家に相談し、正しいケアを始めることが重要です。

リハビリはどのくらいの期間続ける必要がありますか?

個人差がありますが、痛みの軽減を実感するまでに数週間から数ヶ月かかることが一般的です。その後も、再発予防のために継続的なセルフケアが必要です。当院では、初期は週1回程度の通院を推奨し、改善に応じて月1回程度のチェックに移行していきます。

整形外科のリハビリと何が違うのですか?

整形外科のリハビリは保険診療で20分程度が一般的ですが、当院では60分かけて詳細な評価と個別指導を行います。また、動作分析に基づいた根本原因へのアプローチや、自宅でのセルフケアの徹底指導など、より包括的なサポートが可能です。

あぐらはかいてはいけないのですか?

あぐらが絶対にダメというわけではありません。痛みが出なければ問題ありませんが、痛みが出る場合は無理に行う必要はありません。股関節の状態は個人差が大きいため、自分の体の反応を見ながら判断することが大切です。

テニスボールストレッチは効果がありますか?

お尻の筋肉をほぐすのに効果的です。ただし、やり方を間違えると効果が薄かったり、痛みが増すこともあります。適切な位置に当て、強さを調整しながら行うことが重要です。当院では正しいやり方を実演しながら指導しています。

手術はいつ考えるべきですか?

痛みで日常生活に著しい支障が出て、保存療法(リハビリや薬物療法)で改善しない場合に検討します。変形の程度だけでなく、痛みの強さや生活の質を総合的に判断します。初期段階であれば、まず保存療法を十分に試すことが推奨されます。

水が溜まっているのは注射で抜くべきですか?

関節内の水は炎症の結果として溜まるものです。炎症が治まれば自然に吸収されるため、必ずしも抜く必要はありません。むしろ炎症の原因(関節への過度な負担)を取り除くことが根本的な解決につながります。

今日からできるセルフケア

腰を丸める運動

仰向けに寝て、両膝を抱えるようにして胸に引き寄せます。このとき、背中全体が丸まるように意識します。最初は腰が突っ張る感じがあっても、毎日続けることで少しずつ丸まりやすくなります。朝起きたときと夜寝る前に、各10回ずつ行いましょう。

お尻の横の筋トレ

横向きに寝て、下の足は軽く曲げ、上の足は伸ばしたまま後ろ気味に持ち上げます。このとき、骨盤が傾かないように注意します。お尻の横に力が入る感覚があればOKです。左右各15回、1日2セットを目標にしましょう。

テニスボールマッサージ

壁に背中を当て、お尻の横あたりにテニスボールを挟みます。体重のかけ方を調整しながら、痛気持ちいい程度の圧で30秒ほどキープします。位置を少しずつずらしながら、硬くなっている部分を重点的にほぐしましょう。

まとめと次のステップ

股関節の痛みは、早期に適切な対処を始めることで、手術を避けられる可能性が高まります。T様の事例からも分かるように、変形が初期段階であれば、関節唇への負担を減らし、腰の柔軟性を高め、股関節周囲の筋力を強化することで、痛みは十分にコントロール可能です。

大切なのは、痛みの原因を正しく理解し、自分に合ったケアを継続することです。ネットの情報に惑わされず、専門家の指導のもとで、安全で効果的な方法を学びましょう。

もしあなたが股関節の痛みで悩んでいるなら、一人で抱え込まずに、まずは相談してみてください。レントゲンで「大丈夫」と言われても、痛みがあるなら何か原因があります。その原因を見つけ、一緒に改善していきましょう。

ご予約・お問い合わせ

PHYSIOTHでは、股関節の痛みに対する専門的なリハビリテーションを提供しています。国家資格を持ち、15年以上の臨床経験を持つ理学療法士が、あなたの体の状態を詳しく評価し、一人ひとりに合わせたプログラムを作成します。

初回は60分かけて、丁寧にカウンセリングと評価を行います。あなたの悩みや不安をじっくりお聞きし、納得いくまで説明いたします。「何をしてはいけないのか」「どんなケアが効果的なのか」を明確にし、自宅でできるセルフケアも動画で確認しながら指導します。

【店舗情報】
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東京都世田谷区玉川4ー3−15 サントピア二子玉川第2 101

お気軽にお問い合わせください。あなたの股関節の痛み、一緒に改善していきましょう。

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