はじめに──手術したのに、まだ痛い不安を抱えるあなたへ
人工膝関節の手術を受けたのに、思うように膝が曲がらない。座ると膝の裏が痛くて、長時間のデスクワークが不安。そんな悩みを抱えていませんか。
手術は成功したはずなのに、日常生活で感じる違和感や痛みは、多くの方が経験する現実です。特に職場復帰を控えた時期は、「このまま仕事に戻れるのだろうか」という焦りが募ります。
二子玉川のPHYSIOTHには、まさにそうした不安を抱えた方が数多く訪れます。国家資格を持つ理学療法士が、病院勤務15年・延べ5万人以上の臨床経験をもとに、一人ひとりの体の状態を丁寧に評価し、職場復帰という明確なゴールに向けて伴走します。
この記事では、両膝人工関節置換術後の痛みと可動域制限に悩み、2週間後の職場復帰を控えたお客様の実例をもとに、専門的なリハビリがどのように機能回復を支えるのかを詳しくお伝えします。
本日の相談内容──両膝の術後、座位で痛む日々
手術後も続く両膝の不調
今回ご相談にいらしたT様は、両膝の人工関節置換術を受けられた方です。手術自体は無事に終わったものの、退院後の生活で思わぬ壁に直面していました。
「今週はあんまり良くなくて、両方とも調子が悪いんです」
そう話すT様の表情には、疲れと不安が滲んでいました。右膝も左膝も、何かの拍子に痛みが走り、思うように体操ができない日が続いていたのです。
座位での痛みが生活を制限
特に深刻だったのが、座っている時の痛みでした。
「座ると裏が痛いんです。左だけなんですけど」
デスクワークや外食の際、長時間座っていると左膝の裏側に鈍い痛みが広がります。先週は友人との食事で4時間座り続け、その後の面接でも1時間、足置きにも足が届かない高い椅子に座らざるを得ませんでした。
痛みは日を追うごとに上乗せされ、ついには痛み止めを飲まなければ耐えられないほどに。体操も痛みでできず、改善の機会を失う悪循環に陥っていました。
迫る職場復帰への焦り
そして何より切迫していたのが、2週間後に迫った職場復帰です。
「6月8日から仕事が始まるんです。週4日勤務で、座って仕事をする時間が長くて……」
医療系の職場で、面談や業務で座位が避けられない環境。このままの状態では、仕事に支障が出るのは明らかでした。
「仕事復帰までに、動きやすくしたいんです」
T様の言葉には、切実な思いが込められていました。
お客様が抱えていた課題──術後の期待と現実のギャップ
手術しても戻らなかった可動域
人工関節置換術を受ける方の多くは、「手術すれば痛みが消え、膝が自由に動くようになる」と期待します。しかし現実には、手術後のリハビリが不十分だと、可動域の制限や痛みが残ることが少なくありません。
T様の場合も、膝の曲がる角度は当初90度に届かず、現在も「中でちゃんと動いてくれない、伸びない感じ」が続いていました。
「柔軟性を戻したいんです」
そう話すT様の膝は、関節の動きが硬く、筋肉も緊張したまま。座位での痛みも、この硬さが大きな原因でした。
長時間座位がもたらす痛みの蓄積
術後の膝は、長時間同じ姿勢を保つことが苦手です。特に座位では、膝裏の筋肉や筋膜が圧迫され、血流が滞りやすくなります。
T様は4時間の食事会、1時間の面接と、立て続けに長時間座位を強いられました。しかも面接では、足置きにも足が届かない高い椅子。体を支えるために余計な力が入り、膝への負担がさらに増していました。
「薬を飲んでなんとかしのいだけど、このままじゃ仕事に戻れない」
痛み止めで一時的に抑えても、根本的な解決にはなりません。
自主トレの限界と悪循環
病院や整形外科では、退院後の自主トレーニングを指導されます。しかしT様のように痛みが強いと、体操自体ができず、改善の機会を失います。
「痛くて体操ができなかった。それでまた硬くなって、余計に痛くなる」
この悪循環を断ち切るには、専門家による直接的な介入が必要でした。
来店のきっかけ──プロの手で根本から改善したい
痛み止めに頼る日々への違和感
T様は、痛み止めを飲めば一時的に痛みは治まるものの、それは根本的な解決ではないと感じていました。
「薬でごまかすのは嫌。座れる体を取り戻したい」
手術を受けたのは、痛みのない生活を取り戻すため。なのに術後も痛みに悩まされ、薬に頼る日々は本意ではありませんでした。
自分でできることの限界を痛感
自宅でのストレッチや体操も試みましたが、どこまで曲げていいのか、どの程度の負荷をかけていいのか分からず、かえって痛みを悪化させる不安がありました。
「自分でやると、どこまでやっていいか分からなくて怖い」
オンライン動画やパンフレットの指導では、個別の状態に合わせた調整ができません。
職場復帰という明確な期限
そして何より、2週間後には仕事が始まります。悠長に様子を見ている時間はありませんでした。
「期限があるから、今すぐ何とかしたい」
そんな思いで、T様はPHYSIOTHの門を叩きました。国家資格を持つ理学療法士が、病院レベルの専門的なリハビリを提供してくれると知り、「ここなら期限内に結果を出してくれる」と確信したのです。
カウンセリングの様子──丁寧な問診で見えた真の課題
痛みの部位と状況を詳しくヒアリング
T様が来店されると、まずは現在の状態を丁寧にお聞きしました。
「調子はどうですか?」
「今週はあんまり良くなくて……」
右膝、左膝それぞれの痛みの部位、どんな動作で痛むか、座位での痛みはいつから始まったか。一つひとつ確認していきます。
「座ると裏が痛い。左だけです」
「右はそれはないですか?」
「右はないです」
左膝に特有の座位痛があることが分かりました。
生活背景と痛みの関連を探る
次に、日常生活での出来事を詳しくお聞きしました。
「長く座ってたのはいつですか?」
「先週の土曜日に友達と食事して、4時間座ってました。その後、月曜日に面接で1時間……」
長時間座位のエピソードを聞くと、痛みの蓄積パターンが見えてきます。特に面接での高い椅子は、足が宙に浮いた状態で体を支えなければならず、膝への負担が大きかったはずです。
「足置きにも届かなくて、すごく座りにくかったです」
こうした具体的な状況を把握することで、どの部位にどんな負担がかかっているかが明確になります。
可動域と筋力の評価
カウンセリング後、実際に膝の動きをチェックしました。
「膝を曲げてみましょう」
左膝は90度近くまで曲がるものの、「ここら辺が痛い。中でちゃんと動いてくれない、伸びない感じ」とのこと。関節の動きが硬く、筋肉も緊張しています。
「曲がる角度としては、最初よりは良くなってるんですけどね。柔軟性を戻したいです」
筋力も左右差があり、左側は筋力が落ちていました。これでは座位で体を支える力が不足し、余計な負担がかかります。
施術内容の選定理由と流れ──個別最適化されたプログラム
電気治療で筋肉を動かす
T様の場合、痛みで自主トレができない状態でした。そこでまず、電気治療を用いて筋肉を動かすことにしました。
「電気を流して、中で勝手に筋肉が収縮する感じにします。痛かったら無理しなくていいので」
電気刺激により、自分の意志では動かしにくい深部の筋肉も収縮させることができます。これにより血流が改善し、筋肉の緊張がほぐれます。
「電気来ました?」
「来ました」
「もうちょっと上げていきましょう。動いてる感じありますか?」
「ちょっとなんか動いてる」
痛みの範囲内で、しっかり筋肉を動かしていきます。
筋膜ストレッチで硬さを取る
次に、筋膜のストレッチを実施しました。筋膜とは筋肉を包む膜で、ここが硬くなると筋肉の動きが制限されます。
「筋膜ストレッチをいきましょうか」
手技で筋膜を伸ばし、関節の動きを引き出します。特に左膝の裏側は硬さが顕著で、ここをほぐすことが座位痛の軽減につながります。
「先週より硬さはちょっと良い感じですね。明らかにここが硬いなっていう感じが、今日の方がまだわかりにくくなってる」
少しずつ、筋膜の硬さが取れてきています。
トレーニングチューブで可動域拡大
続いて、トレーニングチューブを使った運動です。
「足の裏に引っ掛けて、引っ張りながら動かしましょう」
膝を伸ばしながら、裏側の筋肉(ハムストリングス)を伸ばします。この筋肉が硬いと、座位で膝裏が圧迫されて痛みが出やすくなります。
「裏が伸びると、座ってる時の痛みが減らせると思います」
T様も「裏が伸びて気持ちいい」と実感されていました。
筋力トレーニングで支える力をつける
可動域が広がったら、次は筋力です。バンドを使って、膝を伸ばす筋トレを行いました。
「前ももの筋トレになります。負荷量はどうですか?」
「そんなにきつくないです」
「ちょっと負荷低めで回数を多めにやりましょう」
筋力が落ちている左膝は、無理のない範囲で負荷をかけます。筋肉を使うことで、血流が上がり、筋肉の代謝も改善します。
「ちょっと長めに使ってあげて。この方がより刺激が入って、疲れるんですけど、血流が上がったりとか、筋肉自体の代謝を上げていきたいんですよね」
筋肉痛になるぐらいがちょうど良いのです。
関節ファシリテーションで動きを引き出す
最後に、関節ファシリテーションの手技で、関節の動きを引き出しました。
「お皿の動きが硬くなっちゃってるせいで、ちょっとうまく動けてなくて、変に当たっちゃうっていう感じだと思うんです」
膝のお皿(膝蓋骨)を手で動かし、関節の動きをスムーズにします。これにより、膝を曲げ伸ばしする時の痛みが軽減します。
施術中の会話──リアルなやり取りで見えた変化
痛みの変化を確認しながら進める
施術中、常にT様の痛みを確認しながら進めました。
「痛み大丈夫ですか?」
「はい。あーでも下の方がなんかちょっと鈍く痛い」
「これぐらいで大丈夫です。大丈夫です」
無理に動かすのではなく、痛みの範囲内で最大限の効果を引き出します。
「もうちょっと上げて大丈夫ですか?」
「大丈夫です」
少しずつ負荷を上げていくことで、体が慣れ、可動域が広がります。
左右差を意識した調整
右膝と左膝では状態が異なるため、それぞれに合わせた調整を行いました。
「こっちはより筋力落ちちゃってるっていうのもあるので、筋力を取り戻したいんですけど、痛かったら全然伸ばしきらなくていいです」
左膝は筋力が落ちている分、無理のない範囲で筋トレを行います。
「ここら辺でいいですか?」
「ここの痛みも出やすいからなんですけど」
痛みが出やすい部位を避けながら、効果的に筋肉を使います。
日常生活のエピソードを交えて
施術中、T様の日常生活の話も伺いました。
「6月8日から仕事が始まるんです。週4日勤務で、土曜日もあるんですけど」
「そうなんですね。あと2週間ですね」
職場復帰という明確なゴールがあるからこそ、施術のペースや内容も調整します。
「仕事復帰までに、動きやすくしたいですね」
T様の思いを共有しながら、一緒にゴールを目指します。
施術後の変化──その場で実感できた改善
可動域の拡大
施術後、再度膝の動きをチェックしました。
「伸ばしてみましょう」
すると、施術前よりも明らかに膝が伸びやすくなっていました。
「裏が伸びると伸ばしやすくなるから、ここの痛みも最初よりかはいいですね」
T様も「確かに伸びやすい」と実感されていました。
座位での痛みの軽減
「座ってみてください」
座位での痛みも、施術前より軽減していました。
「あ、さっきよりマシです」
完全に痛みが消えたわけではありませんが、長時間座位への不安が少し和らぎました。
筋肉の柔軟性向上
筋膜ストレッチとトレーニングチューブの効果で、筋肉の柔軟性も向上しました。
「裏が伸びて気持ちいい」
硬かった筋肉がほぐれ、血流も改善。これが持続すれば、さらなる改善が期待できます。
お客様の感想──率直な声
「裏が伸びて気持ちいい」
T様は施術中、何度も「裏が伸びて気持ちいい」と口にされていました。
硬くなっていた膝裏の筋肉が伸び、血流が戻る感覚は、長く痛みに悩んでいた方にとって大きな安心材料です。
「自分でできることの限界を感じていた」
「自分で体操すればいいのはわかってるけど、痛くてできないから、プロに直接やってもらいたかった」
T様のこの言葉は、多くの術後患者が抱える思いを代弁しています。専門家の手で、痛みの範囲内で最大限の効果を引き出すことが、回復への近道です。
「仕事復帰までに何とかしたい」
「あと2週間で仕事が始まる。それまでに動きやすくしたい」
明確な期限があるからこそ、集中的なリハビリが必要でした。T様は次回の予約も、職場復帰前の土曜日に設定されました。
施術担当者が感じたポイント──専門家の視点
座位痛の原因は筋膜の硬さ
T様の座位痛の主な原因は、膝裏の筋膜と筋肉の硬さでした。長時間座位で圧迫されると、硬い筋肉はさらに血流が滞り、痛みが増します。
「裏が硬いせいで、そもそも伸びにくい状態になってて、そうすると余計頑張って伸ばさないといけなくなる。それで痛くなるっていうのもあると思うんですよね」
筋膜ストレッチで硬さを取ることが、座位痛軽減の鍵でした。
左右差への個別対応が重要
右膝と左膝では、痛みの部位も筋力も異なります。一律の指導では不十分で、個別に調整する必要がありました。
「こっちはより筋力落ちちゃってるっていうのもあるので」
左膝には筋力強化を重点的に、右膝には可動域拡大を優先するなど、個別最適化が効果を高めます。
期限内達成への伴走
職場復帰という明確な期限があるからこそ、計画的なリハビリが必要でした。
「仕事復帰までに、動きやすくしたいですね。次回決めときましょう」
次回の予約を職場復帰前の土曜日に設定し、ゴールまでの道筋を共有しました。
よくある類似事例の紹介──同じ悩みを抱える方へ
事例1:人工股関節術後の歩行痛
60代女性、人工股関節置換術後、歩行時の股関節痛に悩んでいました。退院後の自主トレでは改善せず、PHYSIOTHで関節ファシリテーションと筋力トレーニングを実施。3ヶ月で痛みなく歩けるようになり、旅行も楽しめるようになりました。
事例2:変形性膝関節症の慢性膝痛
70代男性、変形性膝関節症で長年膝痛に悩んでいました。手術は避けたいとのことで、筋膜ストレッチと歩行動作の改善を中心にリハビリ。半年で痛みが大幅に軽減し、ゴルフも再開できました。
事例3:脳卒中後の歩き方改善
50代女性、脳卒中後の片麻痺で歩行が不安定でした。アニマルフローを取り入れた動作トレーニングで、脳から体の使い方を再学習。1年で杖なしで歩けるようになり、職場復帰も果たしました。
施術後のセルフケア・アドバイス──自宅でできる継続ケア
トレーニングチューブで裏を伸ばす
T様には、トレーニングチューブを使った自宅でのストレッチをお勧めしました。
「トレーニングチューブは、アマゾンか楽天で買えます。固めの方が伸ばしやすいですよ」
足の裏にチューブを引っ掛け、引っ張りながら膝を伸ばす。これを1日数回行うことで、膝裏の柔軟性を保てます。
「1時間に1回やってみて。ストレッチは基本いくらやっても筋肉痛にはならないはずなんで」
座位時の工夫
長時間座位が避けられない場合は、足置きを用意し、足が宙に浮かないようにします。また、1時間に1回は立ち上がり、軽く膝を曲げ伸ばしすることで、血流を保ちます。
「4時間座りっぱなしは、術後の膝には負担が大きすぎます。こまめに立ち上がってくださいね」
筋力トレーニングの継続
バンドを使った筋トレも、自宅で継続できます。
「前ももの筋トレ、負荷低めで回数多めにやってください。筋肉痛になるぐらいがちょうどいいです」
筋力が戻れば、座位での体の支えも楽になります。
再来店・アフターフォローの案内──継続的なサポート
次回予約で職場復帰をサポート
T様は次回、職場復帰前の土曜日に予約を入れられました。
「次回は土曜日の10時半にしましょう。土曜日の方が時間も余裕があるので」
職場復帰前に、もう一度状態を確認し、必要なアドバイスをお伝えします。
動画撮影で自主トレを正確に
PHYSIOTHでは、自主トレーニングを動画撮影しながら指導します。
「動画で確認できるから、自宅でも正確に復習できます」
間違ったやり方で痛みを悪化させる心配がありません。
長期的な改善計画
職場復帰後も、定期的な来店で状態をチェックし、必要に応じてプログラムを調整します。
「仕事が始まってからも、無理せず続けていきましょう」
一人ひとりのペースに合わせた、長期的なサポートが可能です。
まとめと担当者からのメッセージ──あなたの回復を全力で支えます
人工膝関節置換術を受けても、期待通りに回復しないことは少なくありません。特に座位での痛みや可動域制限は、日常生活や職場復帰に大きな影響を与えます。
しかし、専門的なリハビリで筋膜の硬さを取り、筋力を取り戻し、関節の動きを引き出すことで、多くの方が改善を実感されています。
T様のように、明確な期限がある場合でも、個別最適化されたプログラムで集中的にサポートします。痛み止めでごまかすのではなく、根本から体を立て直し、座れる体、動ける体を取り戻しましょう。
二子玉川のPHYSIOTHは、国家資格を持つ理学療法士が、あなたの回復を全力で支えます。一人で悩まず、まずはご相談ください。
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職場復帰、スポーツ復帰、痛みのない日常生活。あなたのゴールに向けて、一緒に歩んでいきましょう。