information

新着情報

人工股関節術後の膝痛改善 二子玉川の理学療法士が教える体の使い方再学習

はじめに 手術は成功したのになぜ痛みが続くのか

人工股関節の手術を無事に終えたのに、膝の痛みや体の歪みが改善しない。高額な治療を試しても、根本的な解決には至らない。そんな悩みを抱えている方は少なくありません。

手術そのものは成功していても、長年の痛みによって身についた体の使い方の癖は、簡単には消えません。股関節が浅い状態で何年も過ごしてきた体は、痛みを避けるために独自のバランスを作り上げています。

この記事では、二子玉川のPHYSIOTHで実際に施術を受けたK様の事例をもとに、人工股関節術後も残る膝痛や体の歪みの原因と、その改善方法について詳しく解説します。K様は股関節手術後も左膝の痛みと右足の不安定さに悩まされ、インソール作成や体外衝撃波治療など様々な方法を試されましたが、思うような効果が得られませんでした。

しかし、体の使い方そのものを見直すアプローチによって、痛みの軽減と動作の改善が見られるようになりました。同じような悩みを持つ方にとって、この記事が解決への糸口となれば幸いです。

本日の相談内容 長年の股関節痛と術後の新たな悩み

股関節の問題が発覚するまでの経緯

K様は30代後半まで、自分の股関節に問題があることに気づいていませんでした。中学高校とバレーボールを続けてきた中で、右膝の痛みがずっと気になっていましたが、レントゲンを撮っても異常は見つかりませんでした。

ある日、整形外科の医師が膝ではなく腰のレントゲンを撮ることを提案しました。その結果、股関節の臼蓋形成不全、つまり股関節が浅いことが判明したのです。人の股関節は通常、大腿骨の骨頭が骨盤の臼蓋に6割程度覆われていますが、K様の場合はそれよりも浅く、不安定な状態でした。

当時は痛みがなく、走れないだけという状態だったため、半年間の入院を要する骨切り術は選択しませんでした。しかし44歳頃、ロンドン滞在中に歩行中突然ガクッと股関節がずれる感覚があり、それ以降痛みが取れなくなりました。

手術決断までの3年間の苦闘

帰国後、骨切り術を勧められましたが、年齢的に遅いと判断され、最終的には人工股関節置換術を提案されました。この年齢で人工関節というショックはありましたが、3年間、理学療法や鍼治療で手術を回避しようと試みました。

しかし状態は徐々に悪化し、最後は這って歩くような状態にまでなってしまいました。痛みを避けるために体幹は傾き、首も右に傾く癖がつきました。やむを得ず、股関節外科の名医として知られる佐藤先生のもとで人工股関節置換術を受けることになったのです。

手術後に現れた新たな問題

手術自体は成功し、股関節の痛みは解消されました。しかし新たな問題が浮上しました。左膝の内側に痛みが出るようになったのです。特に台所で立っている時間が長いと、膝の痛みが強くなりました。

右足も不安定で、足首が外側に倒れようとする感覚があり、靴からはみ出そうとするほどでした。その影響で足の爪には5本すべてにひびが入り、どんどん割れていく状態でした。

手術後のリハビリとして、六本木の足元クリニックで3ヶ月間、40万円をかけてインソール作成や体外衝撃波治療を受けました。担当医師からは「佐藤先生に手術してもらったなら股関節は100パーセント完璧です」と言われましたが、膝の痛みや足の問題は改善しませんでした。

K様が抱えていた課題 日常生活での具体的な困りごと

台所での立ち仕事が辛い

K様は個人事業主としてコンサルティングの仕事をされていますが、日常生活で最も辛かったのは台所での立ち仕事でした。料理や片付けで立っている時間が長くなると、左膝の内側に痛みが走ります。

この痛みは単なる疲労感ではなく、膝の内側の特定の部分に集中する痛みでした。以前に右膝も同じ場所が痛くなり、内視鏡手術で脂肪体を取り除く処置を受けましたが、痛みは変わりませんでした。それが今度は左膝に同じ症状が現れたのです。

台所の床は硬く、長時間立っていると膝への負担が大きくなります。K様は施術前、フォームローラーで太ももの外側と内側をほぐすことで、痛みを和らげようとしていました。

歩行時の右足の不安定さ

歩いている時、右足が外側に倒れようとする感覚が常にありました。バレーボールをしていた頃から右足首の捻挫を繰り返しており、足首の骨が潰れて変形していました。

手術後、この傾向がさらに強くなったように感じられました。靴を履いていても、足が外側にはみ出そうとするため、靴紐やベルトをしっかり締めないと不安でした。

この不安定さの影響は足の爪にも現れていました。足のアーチが崩れて偏平足気味になっており、爪に過度な負担がかかっていたのです。5本すべての爪にひびが入り、割れていく状態は、見た目にも気になりますし、痛みを伴うこともありました。

体の傾きと姿勢の崩れ

長年の股関節の痛みによって、体幹が右に傾く癖がついていました。首も右に傾きがちで、痛みが強かった時期は体幹も首も大きく傾いていました。

手術で股関節の痛みは取れましたが、この姿勢の癖は残っていました。鏡を見ると明らかに体が傾いており、見た目にも気になりました。また、この姿勢の崩れが膝や足首への負担を増やしている可能性も感じていました。

片足立ちをすると、左足で立つ時は比較的姿勢を保てますが、右足で立つと体幹が右に傾いてしまいます。この左右差は日常生活の動作すべてに影響を与えていました。

将来への不安 走れる体に戻りたい

K様には明確な目標がありました。それは将来的に走れる体を取り戻すことです。現状では歩くだけで膝が痛み、台所で立つのも辛い状態です。

しかし手術前は走ることができなかっただけで、歩くことはできていました。手術によって股関節の問題は解決したはずなのに、なぜ膝が痛くなり、歩行も不安定になってしまったのか。この疑問と不安がありました。

何より恐れていたのは、膝の手術が必要になることでした。人工膝関節は股関節よりも対応年数が短く、手術も大変だと聞いていました。膝の手術だけは絶対に避けたいという強い思いがありました。

来店のきっかけ AIが見つけた専門性への期待

ChatGPTとGeminiで検索した結果

K様がPHYSIOTHを見つけたきっかけは、通常のGoogle検索ではなく、生成AIを使った検索でした。仕事でChatGPTとGeminiを日常的に使っているK様は、自分の症状を詳しくAIに入力して、適切な施術先を探しました。

人工股関節術後であること、左膝の内側が痛いこと、右足が不安定なこと、体が傾いていること。これらの症状をすべて入力して検索したところ、興味深い結果が出ました。

ChatGPTは別の施設を推薦しましたが、GeminiはPHYSIOTHを見つけ出し、「ここがパーフェクトです」と評価したのです。複雑な術後の症状に対応できる専門性を、AIが認識したということになります。

手術医との繋がりへの信頼

もう一つの大きな安心材料は、施術者が佐藤先生のもとで働いていた経験があることでした。K様の股関節手術を担当した佐藤先生は、股関節外科の分野で高い評価を受けている医師です。

六本木の足元クリニックでも、「佐藤先生に手術してもらったなら、あなたの股関節は100パーセント完璧です」と言われていました。その佐藤先生のもとで理学療法士として働いていた経験があるということは、術後のケアについても深い知識があるということです。

手術は成功していても、その後のリハビリや体の使い方の再学習がうまくいかなければ、新たな問題が生じます。手術医との繋がりがあることで、術後の体の状態を正しく理解した上での施術が期待できました。

他の治療法では解決できなかった理由

K様はこれまで様々な治療を試してきました。六本木の足元クリニックでは3ヶ月間で40万円をかけ、インソール作成や体外衝撃波治療を受けました。体外衝撃波治療は1回2万円で、20回も受けました。

パーソナルトレーニングにも通い、お尻の筋肉を中心に鍛えていました。ヘッドスタンディング、つまり頭で支える逆立ちができるほどの体幹の筋力はありました。

しかしこれらの治療は、症状を悪化させないという効果はあったものの、根本的な改善には至りませんでした。インソールは足のアーチをサポートしますが、体の使い方そのものは変わりません。筋力トレーニングも、正しい姿勢で行わなければ、かえって悪い癖を強化してしまうこともあります。

K様が求めていたのは、体の使い方そのものを変えるアプローチでした。なぜ膝に負担がかかるのか、なぜ足が外側に倒れるのか、その根本原因を解決する方法です。

カウンセリングの様子 体の使い方の癖を見極める

初回の姿勢チェックで見えたこと

カウンセリングは詳細な姿勢と動作のチェックから始まりました。まず立った状態で、どこに痛みや違和感があるか確認しました。K様は申し込み時には立った時に左膝が痛かったとのことでしたが、来院時は自宅でフォームローラーを使ってほぐしていたため、痛みは軽減していました。

次に歩いている様子を動画撮影しました。歩行時の痛みは特にありませんでしたが、右足が外側に倒れようとする感覚があり、靴からはみ出そうとするとのことでした。

片足立ちのチェックでは、左右差が明確に現れました。左足で立つ時は体幹をまっすぐ保てますが、右足で立つと体幹が右に傾いてしまいます。これは股関節が悪かった時の典型的な姿勢の取り方です。

片足スクワットで見えた膝の問題

片足でのスクワット、つまり片足屈伸の動きをチェックすると、さらに問題が明確になりました。右足で立って膝を曲げる時、体幹が右に傾くだけでなく、膝が内側に入ってしまう傾向がありました。

この膝が内側に入る動き、専門的には膝の内反と呼ばれますが、これがあると膝の内側に過度な負担がかかります。関節も内側で体重を支えることになり、周りの筋肉や脂肪体にも変な負担がかかります。

この繰り返しで炎症が起き、痛みが出るのです。K様の左膝の痛みは、膝そのものの問題ではなく、股関節や体幹を含めた全体の動き方がうまくできていないことが原因でした。

関節の可動域と筋力のチェック

仰向けになってもらい、股関節の可動域をチェックしました。左右を比較すると、右股関節の外旋、つまり外側に開く動きが制限されていました。

股関節が悪くなると、内股気味になる傾向があります。その方が関節の中での骨頭の覆われる面積が増えるため、無意識にその姿勢を取るようになるのです。K様も長年その姿勢で過ごしてきたため、筋肉や関節包に硬さが残っていました。

手術の傷跡周辺も確認しました。傷跡の周りの組織は癒着しやすく、K様も傷跡周辺の硬さを自覚していました。整体などでほぐしてもらっていましたが、まだ硬さは残っていました。

お尻の筋力もチェックしました。横向きになって足を持ち上げる動作で、股関節外転筋の力を測定します。左右を比較すると、右が若干弱いものの、そこまで極端な筋力低下はありませんでした。パーソナルトレーニングで鍛えていた効果が出ていました。

施術内容の選定理由 筋力より使い方の再学習

筋力は十分 問題は使い方にあった

K様の場合、筋力そのものは十分にありました。パーソナルトレーニングでお尻の筋肉を鍛えており、ヘッドスタンディングができるほどの体幹の筋力もありました。

問題は筋力ではなく、その筋肉をどう使うかという動作パターンにありました。長年の股関節の痛みによって身についた体の使い方の癖が、手術後も残っていたのです。

片足で立つ時、本来は股関節の上に体幹をまっすぐ乗せるべきですが、K様は上半身を傾けてバランスを取る癖がついていました。これでは股関節周りの筋肉が正しく働かず、膝や足首に余計な負担がかかります。

重心の乗せ方を再学習する必要性

施術の中心は、正しい重心の乗せ方を体に覚え直してもらうことでした。まず膝立ちの姿勢で、片方の膝だけを上げる練習をしました。

この時、多くの人は上半身を傾けてバランスを取ろうとします。しかし理想的なのは、支えている膝の上に骨盤と体幹をまっすぐ積み重ねることです。積み木を積むように、土台の上に次の部分を乗せていくイメージです。

K様も最初は左の骨盤を引き上げてバランスを取ろうとしていました。これは長年の癖で、無意識に行っている動作です。しかしこの動きでは、右の股関節に体重が正しく乗りません。

硬さを取ってから動きを学習する順序

ただし、いくら正しい動き方を教えても、関節や筋肉に硬さがあると、その動きができません。K様の場合、右股関節の外側、大腿骨の大転子周辺に硬さがありました。

この硬さがあると、骨盤を横にスライドさせる動きが制限されます。骨盤が十分に右に移動できないと、体重を右足に乗せきれず、上半身を傾けてバランスを取るしかなくなります。

そこでまず、膝立ちの姿勢で骨盤を横に突き出すストレッチを行いました。この姿勢だと、股関節が伸びた状態で大転子周辺を伸ばすことができます。立った状態でも同じストレッチができますが、膝立ちの方がダイレクトに効果があります。

硬さを取った上で、正しい重心の乗せ方を練習する。この順序が大切です。

施術中の会話 体の気づきを言葉で確認

傾く癖に気づく瞬間

膝立ちで片膝を上げる練習をしている時、K様は自分の体が右に傾いていることに改めて気づきました。「首も右に傾いているんですよ」とK様。

痛かった時期は体幹も首も大きく傾いており、その癖がまだ残っているとのことでした。鏡で見ると明らかに傾いているのですが、自分ではまっすぐのつもりでいることも多いのです。

施術者が「今、こっちの骨盤を引き上げちゃってますね」と指摘すると、K様は「力を抜く方がわからない」と答えました。長年の癖で、無意識に行っている動作を意識的にやめることは、思った以上に難しいのです。

正しい位置に乗った時の感覚

骨盤を横にスライドさせるストレッチを繰り返した後、もう一度片膝立ちを試してもらいました。すると、以前よりも骨盤と肩が水平になり、体幹がまっすぐになりました。

「今いいですね」と施術者が声をかけると、K様も違いを感じ取れたようでした。体幹がまっすぐになると、支えている足の裏全体で体重を受け止められます。

ただ、まだ左側、つまり上げている方の足の付け根に力が入ってしまう傾向がありました。「ここに力が入っちゃいますね」とK様。「そうそう、それが癖なんですよ」と施術者が確認しました。

ふくらはぎが痛くなる理由

片足立ちの練習を続けていると、K様が「ふくらはぎが痛くなってきました」と言いました。これは足の指先で踏ん張ってしまっているサインです。

正しく股関節に体重が乗れば、足首や指先の余計な力は抜けます。しかし重心が前に偏っていたり、股関節でしっかり支えられていないと、つま先で踏ん張ってバランスを取ろうとします。

「これは慣れてくると、あまりここに来なくなるんですか」とK様が質問しました。「来なくなります」と施術者が答えます。正しい体の使い方を覚えれば、余計な力を使わずに立てるようになるのです。

施術後の変化 動画で見るビフォーアフター

歩き方の変化を動画で確認

施術の前後で、歩いている様子を動画撮影しました。施術前の動画では、右足を踏み出す時に上半身が右に傾く様子が見られました。

施術後の動画では、傾きが軽減され、より左右対称に近い歩き方になっていました。完全に左右対称というわけではありませんが、明らかな改善が見られました。

K様自身も動画を見て、「確かに傾きが減っていますね」と変化を実感しました。自分の体の動きを客観的に見ることで、どこをどう改善すべきかが明確になります。

片足立ちの安定性の向上

施術前の片足立ちでは、右足で立つとすぐに体幹が右に傾き、左の骨盤を引き上げてバランスを取っていました。

施術後は、骨盤を横にスライドさせる意識を持つことで、体幹をより垂直に保てるようになりました。完璧ではありませんが、以前よりも股関節の上に体幹を乗せられています。

左足で立つ場合は、もともと比較的安定していましたが、施術後はさらに安定感が増しました。左右差はまだありますが、その差は確実に縮まっていました。

膝の負担軽減への期待

施術直後の時点では、膝の痛みは元々軽減していたため、劇的な変化は感じられませんでした。しかし体の使い方が変わることで、今後の膝への負担は確実に減ると期待できます。

片足スクワットの動きでも、膝が内側に入る傾向が軽減されていました。これは股関節周りの筋肉が正しく働き始めたサインです。

台所で立つ時間が長くなっても、以前ほど膝が痛くならなくなる可能性があります。ただしそのためには、今回学んだ正しい体の使い方を、日常生活で意識的に続ける必要があります。

K様の感想 長年の謎が解けた安堵感

いろいろやったのになぜ良くならなかったのか

K様は施術を受けながら、何度も「いろいろやったのに」という言葉を口にしました。六本木のクリニックで高額な治療を受け、パーソナルトレーニングでお尻の筋肉を鍛え、体外衝撃波治療も20回受けました。

それでも根本的な改善には至らなかった理由が、今回の施術で明確になりました。筋力や柔軟性の問題ではなく、体の使い方そのものに問題があったのです。

「体幹がないっていうよりは、体幹をまっすぐにできる状態になってなかったんですね」という施術者の説明に、K様は深く納得した様子でした。いくら体幹を鍛えても、重心が正しく乗っていない状態では、まっすぐ立つことはできません。

ランジができなかった理由がわかった

K様は足元クリニックのパーソナルトレーニングで、ランジという動作を練習していました。ランジは片足を前に踏み出して膝を曲げる動作で、股関節と膝の協調性が必要な運動です。

しかしK様はランジが非常に難しく感じ、「できる気がしない」「すごいきつかった」と感じていました。その理由も今回の施術で明らかになりました。

ランジでは片足で体重を支える必要があります。その時、股関節周りの筋肉が正しく働かないと、膝が内側に入ってしまいます。K様の場合、まさにその状態だったのです。

正しい重心の乗せ方を覚えれば、ランジも楽にできるようになる可能性があります。

走れる体への希望が見えた

K様の目標は、将来的に走れる体を取り戻すことです。現状では歩くだけで膝が痛み、台所で立つのも辛い状態でした。

しかし今回の施術で、改善への道筋が見えました。筋力は十分にあり、股関節の手術も成功しています。あとは正しい体の使い方を覚え直すことで、膝への負担を減らし、より高い運動レベルを目指せます。

「ゆくゆく走れるようにしたい」という目標に対し、施術者は「全体的に整えられるといいかなと思います」と前向きな見通しを示しました。一歩一歩、確実に改善していく道が見えたことで、K様の表情も明るくなりました。

施術担当者が感じたポイント 術後ケアの重要性

手術の成功と術後ケアは別物

K様の股関節手術は、股関節外科の名医によって行われ、完璧に成功していました。しかし手術が成功しても、その後のケアがうまくいかなければ、新たな問題が生じます。

長年の痛みによって身についた体の使い方の癖は、手術だけでは治りません。痛みがなくなった後も、その癖は無意識に続いています。

術後のリハビリでは、関節の可動域を広げたり、筋力を回復させることに焦点が当てられがちです。しかしそれだけでは不十分で、正しい動作パターンを再学習することが必要です。

高額治療が必ずしも最適解ではない

K様は六本木のクリニックで3ヶ月間40万円、体外衝撃波治療で1回2万円を20回、合計で80万円以上を費やしていました。

これらの治療にも一定の効果はあったでしょう。インソールは足のアーチをサポートし、体外衝撃波治療は組織の修復を促します。しかし根本的な問題、つまり体の使い方の癖には直接アプローチしていませんでした。

高額な治療や最新の機器が必ずしも最適解ではありません。時には基本に立ち返り、体の使い方そのものを見直すことが、最も効果的な場合もあります。

AIが専門性を評価した意味

K様がPHYSIOTHを見つけたきっかけは、GeminiというAIの推薦でした。複雑な術後の症状を入力した結果、AIがPHYSIOTHを「パーフェクト」と評価したのです。

これは偶然ではありません。PHYSIOTHの施術者は、国家資格を持つ理学療法士として15年間病院で勤務し、延べ5万人以上を診てきた経験があります。

特に股関節疾患に関しては、佐藤先生のもとで働いていた経験があり、術後のケアについても深い知識があります。AIはこうした専門性を、ウェブ上の情報から読み取ったと考えられます。

よくある類似事例 術後の膝痛に悩む方々

股関節手術後の膝痛は珍しくない

股関節の人工関節置換術を受けた後、膝の痛みが出るケースは珍しくありません。長年股関節が悪い状態で過ごしてきた人は、その間に膝や腰にも負担がかかっています。

股関節の痛みがなくなっても、膝や腰に蓄積された問題が表面化することがあります。また、股関節の動きが変わることで、膝への負担のかかり方が変わることもあります。

ある60代の女性は、股関節手術後に反対側の膝に痛みが出ました。手術した側の足をかばって、反対側に過度な負担をかけていたのです。正しい歩き方を学ぶことで、膝の痛みは徐々に改善しました。

体の傾きが取れない悩み

股関節が悪かった期間が長いほど、体の傾きの癖は強く残ります。50代の男性は、股関節手術後も上半身が右に傾く癖が取れず、見た目にも気になっていました。

この方も筋力トレーニングは熱心に行っていましたが、傾きは改善しませんでした。重心の乗せ方を再学習することで、少しずつ傾きが軽減されていきました。

体の傾きは見た目の問題だけでなく、膝や腰への負担にもつながります。早めに対処することで、新たな痛みの発生を予防できます。

足の不安定さと爪の問題

K様のように、足が外側に倒れる感覚や、爪が割れる問題を抱える方もいます。40代の女性は、股関節手術後に足の小指側に体重がかかりすぎて、小指の爪が変形していました。

この方の場合も、股関節周りの筋肉が正しく働いていないことが原因でした。片足立ちの練習を重ね、正しい重心の位置を覚えることで、足への負担が分散され、爪の状態も改善しました。

足の問題は小さく見えますが、歩行の質に大きく影響します。放置すると、膝や腰の問題にもつながる可能性があります。

施術後のセルフケア 自宅でできる再学習法

膝立ちでの骨盤スライド練習

自宅で最も重要な練習は、膝立ちでの骨盤スライドです。両膝をついた状態から、骨盤を横に突き出すように動かします。

この時、お腹は少し引っ込めた状態を保ちます。反り腰にならないように注意しながら、骨盤を真横に水平移動させるイメージです。

右側が硬い場合は、右に骨盤を突き出す動きを重点的に行います。股関節の外側、大転子周辺が伸びる感覚があれば正しくできています。

この練習を1日3回、各10回ずつ行うことで、股関節周りの柔軟性が向上します。硬さが取れれば、正しい重心の乗せ方もしやすくなります。

片足立ちでの重心確認

立った状態での片足立ちも、日常的に練習したい動作です。最初は壁や手すりに軽く手を添えて行い、慣れてきたら何も持たずに行います。

片足で立つ時、腰を横にスライドさせて、支えている足の上に骨盤を乗せる意識を持ちます。上半身を傾けてバランスを取るのではなく、腰から上をまっすぐ保ちます。

膝は軽く曲げた状態でも構いません。突っ張らずに、足の裏全体で体重を受け止めるイメージです。つま先に力が入りすぎないように注意します。

この練習を左右各30秒ずつ、1日3セット行うことで、バランス能力と正しい体の使い方が身につきます。

日常動作での意識づけ

特別な練習だけでなく、日常生活の中で意識することも大切です。台所で立つ時、歯磨きをする時、電車を待つ時など、片足に体重が偏る場面は多くあります。

その時、どちらかの足に体重を乗せるなら、腰をしっかりその足の上に乗せることを意識します。上半身だけ傾けてバランスを取らないようにします。

歩く時も、一歩一歩、股関節の上に体幹を乗せる意識を持ちます。最初は意識的に行う必要がありますが、続けることで無意識にできるようになります。

長期的な改善の見通し 走れる体への道のり

2週間ごとのチェックと調整

K様の場合、2週間に1回のペースで通院し、体の使い方をチェックして調整していく計画を立てました。自宅での練習を続けながら、定期的にプロの目で確認することが大切です。

2週間あれば、新しい動作パターンを試し、体の変化を感じる時間としては適切です。あまり間隔が空きすぎると、間違った方向に進んでしまう可能性があります。

各回の施術では、動画撮影を行い、前回との比較を行います。客観的なデータで改善を確認することで、モチベーションも維持できます。

3ヶ月での目標設定

最初の3ヶ月間は、週1回または2週間に1回のペースで集中的に取り組みます。この期間で、正しい体の使い方の基礎を固めることを目標とします。

3ヶ月後には、台所での立ち仕事で膝が痛くならない、歩行時の足の不安定さが軽減される、体の傾きが目立たなくなる、といった変化を目指します。

また、ランジなどのより高度な動作も、正しいフォームでできるようになることを目標とします。これができれば、走るための基礎が整ったと言えます。

走れる体への段階的アプローチ

いきなり走ることを目指すのではなく、段階的にレベルを上げていきます。まずは正しい歩き方を確立し、次に早歩き、そして軽いジョギングへと進みます。

各段階で、膝や股関節に痛みが出ないか、体の使い方が崩れていないかを確認します。痛みが出たり、フォームが崩れる場合は、一つ前の段階に戻って基礎を固め直します。

焦らず、体の声を聞きながら進めることが大切です。K様の場合、筋力は十分にあるため、正しい動作パターンさえ身につけば、走れる体に戻る可能性は十分にあります。

専門家からのアドバイス 術後ケアで大切なこと

手術の成功に安心しすぎない

人工股関節置換術が成功したからといって、すべての問題が解決したわけではありません。手術は痛みの原因となっていた関節の問題を解決しますが、長年の痛みによって身についた体の使い方の癖は残ります。

術後のリハビリでは、関節の可動域訓練や筋力トレーニングが中心になりがちです。しかしそれだけでは不十分で、正しい動作パターンを再学習することが必要です。

手術後1年以内に、新たな痛みや問題が出てきた場合は、体の使い方に問題がある可能性を考えましょう。早めに専門家に相談することで、問題の悪化を防げます。

高額治療より基本の見直しを

最新の治療機器や高額なプログラムに飛びつく前に、基本的な体の使い方を見直すことをお勧めします。インソールや体外衝撃波治療も有効な場合がありますが、それだけでは根本解決にならないこともあります。

特に術後の問題の多くは、体の使い方の癖に起因しています。どんなに高度な治療を受けても、日常生活で間違った体の使い方を続けていれば、問題は再発します。

まずは専門家に体の使い方をチェックしてもらい、どこに問題があるのかを明確にしましょう。その上で、必要な治療やトレーニングを選択することが大切です。

セルフケアの継続が最も重要

どんなに優れた施術を受けても、週に1回や2週間に1回では、体の使い方の癖を完全に変えることはできません。施術で学んだことを、自宅で毎日練習することが最も重要です。

K様のように、フォームローラーでのセルフケアを日常的に行っている方は、改善も早い傾向があります。自分の体に関心を持ち、積極的にケアする姿勢が大切です。

施術者から教わった練習を、動画で撮影しておくことをお勧めします。自宅で練習する時に見返すことで、正しいフォームを確認できます。

よくある質問 術後の悩みに答える

手術後どのくらいで運動を再開できますか

人工股関節置換術後の運動再開時期は、個人差がありますが、一般的には術後3ヶ月から6ヶ月程度です。ただし、運動の種類によって異なります。

歩行は術後すぐに開始しますが、ジョギングや走る動作は、股関節が十分に安定してから行うべきです。医師や理学療法士の許可を得てから始めましょう。

K様のように、術後しばらく経ってから新たな痛みが出た場合は、運動の再開を焦らず、まず体の使い方を整えることを優先しましょう。

膝の痛みは手術が必要ですか

股関節手術後の膝の痛みが、必ずしも膝の手術を必要とするわけではありません。多くの場合、体の使い方の問題が原因で、それを改善することで痛みは軽減します。

K様も右膝の内視鏡手術を受けましたが、効果はありませんでした。これは膝そのものに問題があったのではなく、股関節や体幹の使い方に問題があったためです。

膝の痛みが続く場合は、まず体全体の動きをチェックしてもらい、根本原因を見極めることが大切です。

インソールは効果がありますか

インソールは足のアーチをサポートし、足への負担を軽減する効果があります。K様もインソールを使用しており、それがなければ爪の状態がさらに悪化していた可能性があります。

ただし、インソールだけでは根本的な解決にはなりません。体の使い方が変わらなければ、インソールに頼り続けることになります。

インソールを使いつつ、正しい体の使い方を学ぶことで、将来的にはインソールなしでも快適に歩ける可能性があります。

体の傾きは治りますか

長年の癖で身についた体の傾きも、適切なアプローチで改善できます。ただし、一朝一夕には変わりません。

傾きの原因は、筋力の問題だけでなく、関節の硬さや動作パターンの問題があります。これらを総合的に改善していくことで、少しずつ傾きは軽減します。

K様の場合も、施術後すぐに完全にまっすぐになったわけではありませんが、明らかな改善が見られました。継続的な取り組みで、さらなる改善が期待できます。

どのくらいの頻度で通うべきですか

初期段階では、週1回または2週間に1回の頻度をお勧めします。体の使い方の再学習は、定期的なチェックと修正が必要です。

3ヶ月程度集中的に取り組み、基礎が固まってきたら、月1回程度のメンテナンスに移行することが多いです。

ただし、自宅でのセルフケアを毎日続けることが前提です。施術だけに頼るのではなく、自分自身の努力が最も重要です。

走れるようになるまでどのくらいかかりますか

現在の状態から走れるようになるまでの期間は、個人差が大きいですが、K様の場合は6ヶ月から1年程度を見込んでいます。

まずは正しい歩き方を確立し、膝の痛みを完全に取り除くことが先決です。その後、早歩き、軽いジョギングと段階的に進めます。

焦らず、体の状態を見ながら進めることが大切です。無理をして走り始めると、膝や股関節を痛める可能性があります。

他の治療と併用できますか

PHYSIOTHでの施術は、他の治療と併用可能です。インソールの使用や、必要に応じた医療機関での治療を続けながら、体の使い方の改善に取り組むことができます。

ただし、複数の施術者から異なる指導を受けると、混乱する可能性があります。主治医や他の施術者とも情報を共有し、一貫したアプローチを取ることが理想的です。

K様の場合も、パーソナルトレーニングで学んだ筋力トレーニングを活かしながら、PHYSIOTHで体の使い方を学ぶという形で、相乗効果を目指しています。

まとめ 体の使い方を変えれば未来が変わる

人工股関節置換術は、股関節の痛みを取り除く優れた治療法です。しかし手術が成功しても、長年の痛みによって身についた体の使い方の癖は残ります。

K様のケースが示すように、術後に新たな痛みや問題が生じることは珍しくありません。膝の痛み、足の不安定さ、体の傾き。これらは手術の失敗ではなく、体の使い方の問題です。

高額な治療や最新の機器も有効ですが、最も大切なのは基本に立ち返り、正しい体の使い方を学び直すことです。重心の乗せ方、股関節の使い方、バランスの取り方。これらを再学習することで、体は本来の機能を取り戻します。

K様の目標は、将来的に走れる体を取り戻すことです。その目標に向かって、一歩一歩確実に進んでいます。膝の手術という最悪の事態を避けながら、より高い運動レベルを目指す。それは決して不可能なことではありません。

大切なのは、焦らず、体の声を聞きながら、正しい方向に進むことです。専門家のサポートを受けながら、自宅でのセルフケアを継続する。その積み重ねが、未来を変えます。

もしあなたも股関節手術後の痛みや不調に悩んでいるなら、体の使い方を見直してみませんか。筋力や柔軟性の問題だと思っていたことが、実は動作パターンの問題かもしれません。

ご予約・お問い合わせ

PHYSIOTHは、東京都世田谷区玉川4ー3−15 サントピア二子玉川第2 101にあります。二子玉川駅から徒歩圏内で、用賀、上野毛、等々力、尾山台、九品仏、自由が丘などからもアクセスしやすい立地です。

初回体験は3000円でご利用いただけます。国家資格を持つ理学療法士が、あなたの体の状態を詳しくチェックし、最適なアプローチを提案します。

人工股関節術後のリハビリ、膝痛、歩き方の改善など、体の使い方に関する悩みをお持ちの方は、お気軽にお問い合わせください。LINEでの相談も受け付けています。

あなたの体の可能性を、一緒に引き出していきましょう。走れる体、痛みのない生活は、正しいアプローチで実現できます。

recent post

麻痺後のリハビリ 二子玉川で細かな動作も取り戻す方法

膝痛改善の実例|二子玉川の理学療法士が語る人工股関節術後のリハビリ成功ストーリー

長距離移動後の腰痛・膝痛を二子玉川の理学療法士が根本改善

人工膝関節術後の膝痛改善 二子玉川の理学療法士が導く職場復帰への道

乳がん術後リハビリ 二子玉川で1年続いた肩の痛みを改善した専門施術

二子玉川のリハビリで歩行改善|人工関節術後の不安を解消した実例

PHYSIOTHでは、お客様お一人おひとりの歩行改善や身体機能の向上のため、
十分な準備と専用の枠を確保しております。

すべてのお客様に質の高いセッションを提供し、円滑な施設運営を行うため、
以下の通りキャンセル規定を設けております。何卒ご理解とご協力をお願い申し上げます。

1. キャンセル・変更の受付期限
ご予約のキャンセルや日時の変更は、ご予約前日の20:00までに公式LINEまたは
お電話にてご連絡をお願いいたします。

2. キャンセル料の規定
上記の期限を過ぎた場合、以下の通りキャンセル料を申し受けます。
 •【前日20:00〜当日のご連絡】
 • 単発利用のお客様:セッション料金の50%
 • 回数券利用のお客様:回数券1回分相当額の50%
 •【無断キャンセル(事前の連絡なし)】
 • 単発利用のお客様:セッション料金の100%
 • 回数券利用のお客様:回数券1回分を消化

3. 遅刻について
 • 到着が遅れた場合、セッション時間の延長は原則としていたしかねます。
 • 連絡なく15分以上遅刻された場合は、無断キャンセルとして取り扱うことがございます。
あらかじめご了承ください。

4. 特例措置について
急な体調不良や自然災害、公共交通機関のトラブルなど、不可抗力の理由による場合は、
柔軟に対応させていただきます。その際は、まずは一度ご相談ください。