はじめに あなたの痛みは体からのメッセージ
股関節が痛い、腰が重い、首が詰まる。そんな症状が繰り返し起こって、いつまた悪化するかと不安な毎日を送っていませんか?
病院でリハビリを受けても一時的には良くなるけれど、しばらくするとまた同じ場所が痛くなる。マッサージに通っても、その時は楽になるけれど根本的には変わらない。そんな経験をお持ちの方は少なくありません。
実は、繰り返す痛みには必ず理由があります。それは痛い場所そのものではなく、体全体の使い方やバランスに原因が隠れていることがほとんどなのです。
この記事では、二子玉川のPHYSIOTHで実際に行われている、医学的根拠に基づいた体の使い方の改善アプローチについて、実際の症例をもとに詳しくご紹介します。痛みを繰り返さない体づくりのヒントが、きっと見つかるはずです。
本日の相談内容 複数の痛みに悩むM様のケース
繰り返す痛みと体調不良の悪循環
M様は風邪から咽頭炎、副鼻腔炎と体調を崩されていた中、以前から繰り返していた股関節や腰、首の痛みが再び強くなってご来店されました。
「大体同じところが痛くなるんです。股関節と腰の右側、それに首も」とM様。特に腰の右側は、押すと尋常ではない痛みがあり、何か深刻な問題があるのではないかと不安を感じていらっしゃいました。
また、首については「常に引っ張られている感覚があって、これをずっと放っておくと前みたいに首が回らなくなるんじゃないかと思って」と、過去の悪化経験から早めの対処を求めていらっしゃいました。
足のつりと筋肉痛にも悩まされる日々
M様のお悩みは関節の痛みだけではありませんでした。足が頻繁につることにも困っていらっしゃいました。
「ふくらはぎも足の裏も、指もつるんです。この間なんて、足の指が見たことのない変形をして」と話すM様。足の指が第二関節から曲がって、まるで節足動物のような形になってしまったそうです。
そのせいで足の裏が筋肉痛のようになり、すねの骨の脇を押すとひどく痛む状態でした。「痛気持ちいいとかじゃなくて、本当に痛いんです」という言葉からも、日常生活での不快感の強さが伝わってきます。
乳がん治療後の体との向き合い方
M様は乳がんの治療を終えられたばかりでした。抗がん剤治療も終了し、ホルモン療法の薬を飲んでいる状態です。
「先生からは運動してねって言われるんですけど、痛みがあるとやりたくてもやれなくて」とM様。医師からは再発予防のために運動を勧められているものの、繰り返す痛みのせいで思うように体を動かせない状況でした。
自転車にも乗れない状態で、歩くことが主な移動手段。だからこそ、歩き方や体の使い方を根本から改善したいという強い思いを持っていらっしゃいました。
M様が抱えていた課題 痛みが生活を制限する現実
致命的にならないよう気を遣う毎日
「致命的にならずにやってた」というM様の言葉が印象的でした。常に体の状態に気を配りながら、悪化しないように注意して生活している様子が伝わってきます。
股関節が痛くなると歩くのが辛くなり、腰が痛いと立っているのも座っているのも不快になります。首が詰まると頭痛やしびれの心配も出てきます。
このように複数の場所に痛みがあると、どの姿勢を取っても何かしら不快感があり、リラックスして過ごすことが難しくなってしまいます。M様もそんな状態で、日々を過ごしていらっしゃいました。
運動したくてもできないジレンマ
乳がん治療後の体にとって、適度な運動は再発予防のために非常に重要です。医学的にも、運動が再発率を下げることが証明されています。
しかし、M様のように痛みを抱えていると、運動したい気持ちがあっても実際には難しいという現実があります。無理に動けば痛みが悪化する恐れがあり、かといって動かなければ筋力が落ちて余計に痛みが出やすくなる。
この悪循環から抜け出すためには、まず痛みの原因を根本から解決し、安全に運動できる体の状態を作ることが必要でした。
繰り返す痛みへの不安と恐怖
M様が最も不安に感じていらっしゃったのは、痛みが繰り返すことでした。良くなったと思ってもまた同じ場所が痛くなる。その度に「また悪化するんじゃないか」という恐怖を感じる。
特に過去に首が回らなくなった経験があるため、首に違和感を感じると「また同じことになるのでは」と心配になってしまうそうです。
この不安は、体の痛みだけでなく精神的なストレスにもつながります。痛みへの恐怖から動きが小さくなり、それがさらに体の機能を低下させるという負のスパイラルに陥ってしまうのです。
来店のきっかけ なぜPHYSIOTHを選んだのか
一時的な対処ではなく根本改善を求めて
M様がPHYSIOTHを選ばれた理由は、単なるマッサージや痛みの緩和ではなく、なぜ痛みが繰り返すのかという根本原因を知りたかったからでした。
「痛みを取るだけじゃなくて、なんで痛くなるのか、どう使えばいいのか分からないと結局また同じことになる」というM様の言葉は、まさに的を射ています。
多くの治療院では症状のある部分だけを施術しますが、PHYSIOTHでは体全体の使い方や動作パターンを分析し、痛みの根本原因にアプローチします。M様はそこに価値を見出してくださいました。
医学的知識に基づいたアプローチへの信頼
M様は乳がん治療を経験されており、医療に対する知識も豊富です。そのため、医学的根拠のないアプローチには懐疑的でした。
PHYSIOTHの担当者は病院で15年間、延べ5万人以上のリハビリを担当してきた理学療法士です。人工関節や脳卒中、乳がん術後など、医学的知識が必要な症例にも対応してきた経験があります。
この専門性の高さと、学会発表なども行っている実績が、M様に安心感を与えました。「ちゃんと体の構造を理解した上で対応してくれる」という信頼が、来店の決め手となったのです。
自分で管理できる知識とスキルを学びたい
M様は「知らないとできないし、気をつけようがない」とおっしゃっていました。これは非常に重要な視点です。
どんなに良い施術を受けても、日常生活での体の使い方が変わらなければ、また同じ問題が起こります。だからこそ、自分で体の状態を管理できる知識とスキルを身につけることが大切なのです。
PHYSIOTHでは、施術だけでなく体の使い方の指導や自主トレーニングの方法も丁寧に教えています。M様はこの教育的なアプローチに魅力を感じてくださいました。
カウンセリングの様子 体の状態を詳しく確認
痛みの場所と程度を丁寧にヒアリング
カウンセリングではまず、M様の痛みについて詳しくお聞きしました。股関節、腰、首という主な痛みの場所に加えて、足のつりやすねの痛みについても確認していきます。
「右の腰は押すとすごく痛い。でも歩いていて痛いわけじゃない」「首は上を向くと詰まる感じがする」など、どんな時にどのような痛みが出るのかを具体的に伺います。
また、「一時は尋常ではなく痛かったけど、数日したら消えていた」というように、痛みの変動パターンも重要な情報です。これらを総合することで、痛みの原因を推測していきます。
実際の動きをチェックして原因を探る
お話を伺った後は、実際に体を動かしていただきながら状態をチェックします。まずは歩いている様子を観察します。
「ちょっと右の方が可動範囲が狭い感じがしますね」と担当者。歩行時に右の股関節が後ろに伸びにくく、そのせいで右の腰に余計な負担がかかっていることが分かりました。
次に、仰向けで足を倒してみたり、膝を開いてみたりと、様々な動きをチェックします。「今日はこんなにすぐ悪いことはないけど」とM様がおっしゃったように、その日の体調によって可動域が変わることも確認できました。
体全体のつながりを見る視点
痛みのある部分だけでなく、体全体のバランスや筋肉の状態も細かく確認します。M様の場合、すねの骨の脇を押すと強い痛みがありました。
「これはシンスプリントと似た状態ですね。足先で過剰に力が入っちゃうと、ここに負担がかかるんです」と説明。足のつりやすさも、この部分の筋肉の負担と関係していることが分かりました。
また、肩や首の動きもチェックします。「右側だけ引っ張られている感覚がある」というM様の訴えから、右側の筋肉や関節に問題があることが推測されます。このように、全身のつながりを意識しながら評価を進めていきます。
施術内容の選定理由と流れ 何をどう改善するか
関節の動きを改善する関節ファシリテーション
M様の体を評価した結果、関節の動きがスムーズでないことが大きな問題だと分かりました。特に股関節と肩甲骨周りの動きが制限されています。
そこでまず行ったのが、関節ファシリテーションという手技です。これは関節の中の動きを正常化させる技術で、理学療法士の専門的な知識が必要な手法です。
「関節の中がちゃんと動いてないと、周りの筋肉で力使ってどうにかしたくなっちゃうんです」と説明しながら、丁寧に関節を動かしていきます。M様からは「あんなに痛かったけど、すごい軽い」という反応がありました。
筋肉の緊張をほぐすコンディショニング
関節の動きを改善した後は、過剰に緊張している筋肉をほぐしていきます。M様の場合、お尻周りと太ももの裏側の筋肉が特に硬くなっていました。
「お尻の硬さで微妙に軸がずれてしまったりするんです」と説明しながら、ストレッチや筋膜リリースの手技を使って筋肉を緩めていきます。
すねの痛みについては、「足首やつま先で過剰に力が入っちゃうと負担がかかる」と説明し、ふくらはぎや足裏の筋肉もケアしていきます。「スポーツでシンスプリントになる人と同じような状態ですね」という説明で、M様も納得されていました。
体幹の安定性を高めるトレーニング
筋肉や関節を整えた後は、正しい体の使い方を学ぶトレーニングです。M様の場合、腰が反りやすく、腹筋がうまく使えていないことが分かりました。
「肋骨と骨盤の間の距離感をキープしておいて、足を後ろに伸ばす」という動作を練習します。最初は難しそうにされていましたが、「何となくイメージわかりますかね」という問いかけに「うん」と答えられ、少しずつ感覚をつかんでいかれました。
この体幹の使い方ができると、歩く時に腰への負担が減り、股関節もスムーズに動かせるようになります。「歩き方は前と比べて全然良くなってる」と担当者からも評価があり、M様も手応えを感じていらっしゃいました。
施術中の会話 痛みの理由を理解する
なぜ同じ場所が繰り返し痛くなるのか
施術中、M様は「なんで同じところばっかり痛くなるんでしょう」と質問されました。これは多くの方が抱く疑問です。
「体の使い方に癖があるんです。右の腰を余計使っちゃってる」と説明します。股関節がうまく使えないために、代わりに腰で頑張ってしまう。その結果、腰に過剰な負担がかかって痛みが出る。
「筋肉いくらほぐしたり筋力つけても、使い方が良くならないとどうしても負担がかかっちゃうんです」という言葉に、M様は深く頷いていらっしゃいました。根本原因が理解できると、対処法も見えてきます。
足がつる理由と対策
足のつりについても説明しました。「歩いている時、足先でバランスを取ろうとして余計な力が入っちゃうんです」と伝えます。
本来は股関節周りでしっかり体重を支えるべきなのに、そこがうまく使えないために、膝から下で頑張ってしまう。その結果、ふくらはぎや足裏の筋肉が疲労して、つりやすくなるのです。
「股関節周りに体重を乗っけられるようにできると、膝から下は力が抜けやすくなる」という説明に、M様は「そうなんだ」と納得されていました。
首の詰まりと肩の関係
首の詰まりについても、肩や肩甲骨の動きと関係があることを説明しました。「肩周りが硬くなると、首にも負担がかかるんです」と伝えます。
実際に肩甲骨周りの関節を動かすと、「すごい、すごい軽い」とM様。「肩だけじゃなくて、鎖骨とか肩甲骨、肋骨周りとか、その辺の動きが動きやすくなると肩周りを動かしやすくなるんです」という説明で、体のつながりを理解していただけました。
「呼吸とかもそうですね。ちょっと吸いやすく、吐きやすくなったりとか」という言葉に、M様も「全体的に楽になった」と実感されていました。
施術後の変化 体が軽くなる実感
痛みの軽減と可動域の改善
施術後、M様に再度体を動かしていただきました。「あ、痛くない」という声が最初に出ました。施術前はあれほど痛かった腰の右側も、押しても痛みがほとんどありません。
足を横に倒す動きも、「今日はそんなに痛くないです」とのこと。膝を開く動きも、「今日はこんなにすぐに悪いことはないけど、より開きやすくはなる」と変化を実感されていました。
前屈も、施術前は「硬いから最初で多少いいんだ」という状態でしたが、施術後は明らかに可動域が広がっていました。「やることなんですか?」という質問に、「やっていけば全然やることになる可能性ありますよ」と担当者が答えます。
歩き方の変化を実感
歩いていただくと、明らかに歩き方が変わっていました。「歩幅もより伸びるし、変にね、過剰にやっちゃうと余計な力が入っちゃうんで、普通に歩く中で何となく少し気にする程度で」とアドバイス。
M様自身も「なんか歩きやすい」と感じていらっしゃいました。右の股関節が後ろに伸びやすくなったことで、右の腰への負担も減り、全体的にスムーズな歩行になっています。
「痛みは大丈夫ですか?」という問いかけに「大丈夫です」と答えるM様。施術前の不安そうな表情とは対照的に、明るい表情になっていらっしゃいました。
体全体の軽さと呼吸のしやすさ
M様が特に驚かれたのは、体全体の軽さでした。「すごい全体的に楽になった」「肩周りを回してもらって、動かしやすくなっている」と実感されています。
また、「呼吸もしやすくなった」とおっしゃいました。肋骨周りの動きが改善されたことで、深く息を吸えるようになったのです。これは自律神経にも良い影響を与えます。
「関節の中がちゃんと動かない状態になっているので、周りのひたすら力で頑張るみたいな感じになっちゃってた」という説明に、M様は「確かに」と納得されていました。正しい動きを取り戻すことで、無駄な力が抜けて楽になったのです。
M様の感想 痛みの理由が分かった安心感
体の仕組みを理解できたことの価値
施術後、M様は「なんでこんなに痛いのかが分かって良かった」とおっしゃいました。ただ痛みが取れただけでなく、その原因と仕組みを理解できたことに大きな価値を感じていらっしゃいました。
「知らないとできないし、気をつけようがない」というM様の言葉は、まさにその通りです。痛みの理由が分からないと、どう対処すれば良いか分からず、不安だけが募ります。
しかし、「股関節がうまく使えないから腰に負担がかかる」「足先で頑張りすぎるから足がつる」という仕組みが分かれば、日常生活でも気をつけることができます。この理解が、再発防止につながるのです。
自分でもケアできるという自信
施術中に教わった体の使い方やストレッチについて、M様は「毎日やったら柔らかくなるのかな?」と質問されました。「まあ、なると思いますよ」という答えに、前向きな表情を見せていらっしゃいました。
自宅でもできるケア方法を知ることで、「自分でも体を良くしていける」という自信が生まれます。これは非常に重要なことです。
「先生から運動してねって言われるけど、痛みがあるとやりたくてもやれない」という状態から、「これなら自分でもできそう」という状態になることで、乳がんの再発予防のための運動も安全に始められるようになります。
継続して通いたいという思い
施術の最後、次回の予約を取る際、M様は「どっちでもいいです」と柔軟に対応してくださいました。これは、継続して通うことに前向きな姿勢の表れです。
一回の施術で痛みは大きく改善しましたが、長年の体の使い方の癖を完全に変えるには、継続的なケアとトレーニングが必要です。M様もそのことを理解されていました。
「致命的にならずにやっていきたい」というM様の思いに応えるためにも、定期的に体の状態をチェックし、必要なケアを続けていくことが大切です。
施術担当者が感じたポイント 専門家の視点から
複数の問題が絡み合っているケース
M様のケースで印象的だったのは、股関節、腰、首、足と、複数の部位に問題があり、それらが互いに影響し合っていたことです。
股関節がうまく使えないために腰に負担がかかる。腰が痛いから体幹が安定せず、首や肩にも負担がかかる。バランスを取るために足先に力が入り、足がつる。このように、全てがつながっています。
こうした複雑なケースでは、一つ一つの症状を別々に扱うのではなく、体全体のつながりを見て、優先順位をつけて対処することが重要です。15年で5万人以上を診てきた経験が、この判断に活きています。
乳がん治療後の体への配慮
M様は乳がん治療を終えられたばかりで、体調管理が難しい時期でした。抗がん剤の影響もあり、風邪から副鼻腔炎まで悪化してしまうなど、免疫力の低下も見られました。
このような状態では、無理な施術は禁物です。体の状態を見ながら、負担をかけすぎないように調整しながら進めることが大切です。
また、乳がん手術の影響で肩や胸周りの動きが制限されていることも考慮する必要があります。「イーバーの手術やってるのもあるから、そのせいで硬くなっているのはある」と説明したように、手術の影響を理解した上でアプローチすることが重要です。
患者さんの理解力と意欲の高さ
M様は体の仕組みについての説明を非常によく理解してくださいました。「なるほど」「そういうことか」と、納得しながら聞いてくださる姿勢が印象的でした。
また、「毎日やったら柔らかくなるのかな」という質問からも、自分でも努力して改善していこうという意欲が感じられました。この姿勢は、治療効果を高める上で非常に重要です。
理学療法士としては、ただ施術するだけでなく、患者さん自身が体の状態を理解し、セルフケアできるようになることが理想です。M様のような理解力と意欲のある方は、確実に改善していけると確信しました。
よくある類似事例の紹介 同じ悩みを持つ方へ
繰り返す股関節痛に悩むK様のケース
50代女性のK様も、M様と同じように股関節の痛みを繰り返していらっしゃいました。整形外科で診てもらっても「異常なし」と言われ、湿布と痛み止めだけ処方される日々。
K様の場合も、股関節そのものではなく、お尻の筋肉が硬くなっていることと、体幹が安定していないことが原因でした。関節ファシリテーションと体幹トレーニングを続けた結果、3ヶ月後には痛みがほとんどなくなりました。
「もっと早く来れば良かった」とK様。今では週に3回ウォーキングを楽しんでいらっしゃいます。
首と肩の痛みから解放されたT様
40代男性のT様は、デスクワークで首と肩の痛みに悩んでいました。マッサージに通っても一時的にしか改善せず、すぐに元に戻ってしまう状態でした。
評価の結果、肩甲骨の動きが非常に悪く、そのせいで首に負担がかかっていることが分かりました。肩甲骨周りの関節を動かし、姿勢の取り方を指導したところ、2ヶ月で痛みが大幅に改善しました。
「パソコン作業中の姿勢を意識するようになって、全然違う」とT様。今では月に1回のメンテナンスで良い状態を保っていらっしゃいます。
足のつりに悩まされていたY様
60代女性のY様は、夜中に足がつって目が覚めることが頻繁にありました。水分を取ったり、ミネラルのサプリを飲んだりしても改善しませんでした。
Y様の場合、ふくらはぎの筋肉が常に緊張状態にあり、血流が悪くなっていることが原因でした。また、足首の動きも硬く、歩く時に過剰に力が入っていました。
ふくらはぎのストレッチと足首の動きを改善するトレーニングを続けた結果、1ヶ月後には夜中につることがほとんどなくなりました。「ぐっすり眠れるようになって嬉しい」とY様は喜んでいらっしゃいます。
施術後のセルフケア 自宅でできる改善法
股関節のストレッチで柔軟性を保つ
股関節の柔軟性を保つためには、毎日のストレッチが効果的です。特にお尻の筋肉と太ももの裏側を伸ばすことが重要です。
仰向けに寝て、片足を胸に引き寄せるストレッチは簡単で効果的です。膝を抱えて胸に近づけ、30秒キープします。反対側も同様に行います。
また、座った状態で足を開き、体を前に倒す開脚ストレッチも有効です。無理に深く倒す必要はなく、気持ち良く伸びる程度で十分です。毎日続けることで、少しずつ柔軟性が向上します。
体幹を安定させる簡単なトレーニング
体幹の安定性を高めるためには、腹筋を正しく使う練習が必要です。M様にもお伝えした、肋骨と骨盤の距離を保つ意識が大切です。
仰向けに寝て、膝を立てます。腰が反らないように、お腹を軽く引き込みます。その状態で片足をゆっくり伸ばし、また戻します。反対側も同様に行います。
最初は難しく感じるかもしれませんが、毎日5分程度続けることで、徐々に体幹を安定させる感覚が身についてきます。この感覚が、歩く時や立っている時にも活かせるようになります。
足のつりを防ぐケア方法
足のつりを防ぐためには、ふくらはぎと足裏のストレッチが効果的です。壁に手をついて、片足を後ろに引き、かかとを床につけたままふくらはぎを伸ばします。
また、足の指を手で広げたり、足首を回したりすることも有効です。お風呂上がりなど、筋肉が温まっている時に行うと効果的です。
水分補給も忘れずに。特に寝る前にコップ一杯の水を飲むことで、夜中の足のつりを予防できます。ただし、頻尿が気になる方は、寝る直前ではなく、夕食後に水分を取るようにしましょう。
長期的な改善と予防のために 痛みを繰り返さない体づくり
正しい歩き方を身につける重要性
痛みを繰り返さないためには、日常生活での体の使い方を変えることが最も重要です。特に歩き方は、毎日何千歩も繰り返す動作なので、その影響は非常に大きいのです。
正しい歩き方のポイントは、股関節でしっかり体重を支え、体幹を安定させることです。足先だけで歩くのではなく、お尻や太ももの筋肉を使って歩くイメージです。
PHYSIOTHでは歩き方の指導も行っており、月1回の歩き方教室も開催しています。自分の歩き方の癖を知り、改善していくことで、痛みの再発を防ぐことができます。
定期的なメンテナンスの価値
一度痛みが改善しても、長年の体の使い方の癖は簡単には変わりません。だからこそ、定期的なメンテナンスが重要なのです。
月に1回程度、体の状態をチェックしてもらい、必要なケアを受けることで、痛みが再発する前に対処できます。また、セルフケアが正しくできているかの確認にもなります。
M様のように、「致命的にならずに」という状態を保つためには、悪化する前の早めの対処が鍵となります。定期的なメンテナンスは、その最良の方法です。
運動習慣を安全に始めるために
M様のように、医師から運動を勧められているけれど痛みで実行できないという方は少なくありません。しかし、体の使い方が改善されれば、安全に運動を始めることができます。
まずは歩くことから始めましょう。正しい歩き方で、無理のない距離から始めます。慣れてきたら、少しずつ距離を伸ばしていきます。
また、水中ウォーキングもおすすめです。水の浮力で関節への負担が少なく、筋力をつけることができます。PHYSIOTHでは、個々の状態に合わせた運動プログラムの提案も行っています。
専門家からのアドバイス 理学療法士が伝えたいこと
痛みは体からのメッセージ
痛みは不快なものですが、実は体からの大切なメッセージです。「この使い方は良くないよ」「この部分に負担がかかりすぎているよ」と教えてくれているのです。
だからこそ、痛み止めで痛みだけを消すのではなく、なぜ痛みが出ているのかを理解することが重要です。原因を解決しなければ、痛みは必ず再発します。
M様のケースでも、股関節や腰、首の痛みは、それぞれが別々の問題ではなく、体全体の使い方の問題から来ていました。このように、体は全てつながっているのです。
年齢のせいではない
「年だから仕方ない」と諦めている方が多いのですが、実は年齢よりも使い方の問題の方が大きいのです。正しく使えば、何歳になっても体は改善します。
実際、80代の方でも、適切なリハビリとトレーニングで歩行が改善したケースはたくさんあります。大切なのは、諦めずに取り組むことです。
M様も、「やっていけば全然柔らかくなる可能性ありますよ」という言葉に希望を持ってくださいました。何歳からでも、体は変わることができるのです。
自分の体と向き合う時間を持つ
現代人は忙しく、自分の体と向き合う時間を持てていない方が多いです。痛みが出ても、我慢してやり過ごしてしまう。その結果、悪化してしまうのです。
毎日5分でも良いので、自分の体と向き合う時間を持ちましょう。ストレッチをしながら、「今日はどこが硬いかな」「どこに違和感があるかな」と感じてみる。
この習慣が、痛みの早期発見と早期対処につながります。M様のように、「致命的になる前に」対処できるようになるのです。
よくある質問 皆さんの疑問にお答えします
Q1: 一回の施術で痛みは取れますか?
一回の施術でも、多くの場合は痛みの軽減を実感していただけます。M様のケースでも、施術後すぐに「すごい軽い」と感じていただけました。
ただし、長年の体の使い方の癖を完全に変えるには、継続的なケアが必要です。一回で痛みが取れても、また同じ使い方をすれば再発する可能性があります。
根本的な改善のためには、3ヶ月程度の継続的なケアとトレーニングをおすすめしています。個人差はありますが、多くの方がこの期間で大きな改善を実感されています。
Q2: 保険は使えますか?
PHYSIOTHは保険診療ではなく、自費診療となります。そのため、保険は使えません。
しかし、保険診療の制約がないため、一人ひとりの状態に合わせて十分な時間をかけて施術やトレーニングを行うことができます。また、期限を気にせず、必要なだけ継続してサポートを受けられます。
病院のリハビリでは届かなかった「その先」の目標—綺麗に歩く、楽に動く、痛みなく生活する—を実現するための投資と考えていただければと思います。
Q3: どのくらいの頻度で通えば良いですか?
最初の1〜2ヶ月は、週に1回程度の頻度をおすすめしています。この期間で体の使い方の基礎を身につけ、痛みを改善していきます。
その後、状態が安定してきたら、2週間に1回、月に1回とペースを落としていきます。最終的には、月に1回のメンテナンスで良い状態を保てるようになります。
ただし、これは目安であり、個人の状態や目標によって異なります。カウンセリング時に、あなたに最適なプランをご提案いたします。
Q4: 痛みがひどい時でも施術を受けられますか?
痛みがひどい時こそ、適切なケアが必要です。ただし、炎症が強い急性期の場合は、安静が必要なこともあります。
まずはご相談ください。状態を確認した上で、その時にできる最適なアプローチを提案いたします。無理な施術は行いませんので、ご安心ください。
M様のように、風邪をひいて体調が悪い時でも、体の状態を見ながら調整して施術を行うことができます。
Q5: 自宅でのセルフケアも必要ですか?
はい、セルフケアは非常に重要です。施術で体の状態を整えても、日常生活での使い方が変わらなければ、また同じ問題が起こります。
ただし、難しいことをする必要はありません。簡単なストレッチや、歩き方の意識など、日常生活の中でできることから始めていただければ大丈夫です。
施術時には、あなたに合ったセルフケア方法を丁寧にお伝えします。動画撮影もできますので、自宅で見返しながら正確に実践できます。
Q6: 乳がん治療後でも受けられますか?
はい、もちろんです。PHYSIOTHでは乳がん術後のリハビリにも対応しており、学会発表の実績もあります。
手術や抗がん剤治療の影響で、肩の動きが制限されたり、体力が低下したりすることがあります。これらの問題に対して、医学的知識に基づいたアプローチを行います。
M様のように、治療後の体で運動を始めたい方にも、安全に運動できる体づくりをサポートいたします。
Q7: 高齢でも効果はありますか?
年齢に関係なく、適切なアプローチで体は改善します。実際、80代の方でも歩行が改善したケースは多数あります。
むしろ、高齢の方こそ、正しい体の使い方を身につけることが重要です。転倒予防や、いつまでも自分の足で歩き続けるために、早めのケアをおすすめします。
「年だから仕方ない」と諦めずに、まずはご相談ください。必ず改善の道は見つかります。
記事のまとめ 痛みのない生活を取り戻すために
M様のケースを通して、繰り返す痛みの原因と改善方法についてお伝えしてきました。重要なポイントを振り返りましょう。
痛みは体からのメッセージです。同じ場所が繰り返し痛くなるのは、体の使い方に問題があるからです。痛い場所だけを治療するのではなく、体全体のつながりを見て、根本原因にアプローチすることが大切です。
PHYSIOTHでは、病院で15年の経験を持つ理学療法士が、医学的根拠に基づいた評価と施術を行います。関節ファシリテーションで関節の動きを改善し、正しい体の使い方を指導することで、痛みを繰り返さない体づくりをサポートします。
施術だけでなく、自宅でできるセルフケアの方法も丁寧にお伝えします。「知らないとできないし、気をつけようがない」というM様の言葉の通り、自分で体を管理できる知識とスキルを身につけることが、長期的な改善につながります。
乳がん治療後の方や、高齢の方、スポーツをされている方など、様々な方の体の悩みに対応しています。「致命的にならずに」という状態ではなく、痛みのない快適な生活を取り戻しましょう。
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繰り返す股関節痛、腰痛、首の痛みでお悩みの方、なぜ痛みが起こるのか知りたい方、痛みを繰り返さない体づくりをしたい方は、ぜひPHYSIOTHにご相談ください。
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あなたの体の悩み、一緒に解決していきましょう。お待ちしております。